Windows Server 2019 にIIS 10.0をインストールし、ASP.NETを有効化
Windows Server 2019にASP.NETが有効な状態でIIS 10.0をインストールしてみます。Windows Server 2016にIIS 10.0をインストールした時の内容を参考にしています。
Windows Server 2016 にIIS 10.0をインストールし、ASP.NETを有効化
IIS 10.0の追加
サーバーマネージャーの[管理] - [役割と機能の追加]を選択します。
「役割と機能の追加ウィザード」が始まります。次へをクリック。
「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して次へ。
対象サーバーの選択です。
IISをインストールするサーバーを選択して次へ。
サーバーの役割選択画面が表示されます。
「Webサーバー(IIS)」にチェック。
Webサーバー(IIS)に必要な機能を追加するかの確認ダイアログが表示されます。
「機能の追加」をクリックします
「Webサーバー(IIS)」にチェックが付いたことを確認して次へ進みます。
次は、機能の選択画面です。
[.NET Framework 4.7 Features] - [ASP.NET 4.7]にチェック。
上記に加えて
[.NET Framework 4.7 Features] - [WCFサービス] - [HTTPアクティブ化]をチェックします。
[HTTPアクティブ化]をチェックしようとすると、必要な機能を合わせてインストールするか
確認のダイアログが表示されます。
「機能の追加」をクリックします。
[ASP.NET 4.7]と、[WCFサービス] - [HTTPアクティブ化]にチェックが付いたことを確認して次へ進みます。
続いてWebサーバーの役割(IIS)という画面が表示されます。そのまま次へ。
Webサーバー(IIS)のインストールする役割サービスの選択はそのままの状態で次へ。
最後の確認画面です。
「インストール」をクリックしてインストールを実行します。
インストール中...
インストール完了です。
「閉じる」でウィザードを終了します。
これでIIS 10.0のインストールは完了です。
サーバーマネージャーの「ツール」を開いてみると、
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー」が追加されています。
IIS 10.0の動作確認
ちゃんとWebサーバーとして機能しているか確認してみます。
ブラウザでhttp://[サーバーIP]を表示すると、こんな画面が表示されるはずです。
レスポンスヘッダーを見てみると、Serverはちゃんと
「Microsoft-IIS/10.0」になっていました。
ASP.NETの動作確認
ASP.NETが有効になっているか確認します。
「C:\inetpub\wwwroot」に「sample.aspx」というファイルを作成します。
sample.aspxに、こんなプログラムを記載して保存します。
- <%@ Page Language="C#" %>
- <script runat="server">
- protected void Page_Load(Object source, EventArgs e) {
- MyLabel.Text = "日本語でこんちちは!";
- }
- </script>
- <HTML>
- <BODY>
- <asp:Label runat="server" id="MyLabel" />
- </BODY>
- </HTML>
保存時の文字コードは「Unicode」を選択します。
※UTF-8だと実行時にエラーになります。
ブラウザで、http://[サーバーIP]/sample.aspxを表示してみると、こんな画面が表示されると思います。
ちゃんとaspxも動いてくれました。
- 関連記事
-
- Windows 10をWindows Server 2019ドメインに参加させる
- Windows Server 2019にActiveDirectoryの機能を追加
- Windows Server 2019 にIIS 10.0をインストールし、ASP.NETを有効化
- Windows Server 2019のシャットダウン方法
- Windows Server 2019をUbuntu 18.04 + KVMにインストールする
コメント