年末恒例の学童軟式野球、NPB12球団ジュニア(Jr.)トーナメントに臨む中日ドラゴンズJr.の第1回セレクションが25日、名古屋市守山区の志段味スポーツランドであり、愛知、岐阜、三重、静岡の4県から書類審査による1次選考をパスした小学6年生の84選手が挑戦した。
セレクションは午前中に塁間走のタイム測定やキャッチボール、守備、ティー打撃の2次選考があり、合格した44選手が午後のゲーム形式での3次選考に臨んだ。4チームに分かれての実技選考では湊川誠隆監督(39)ら中日OBを中心とした7人の選考委員が各選手のプレーを慎重にチェックした。
今年の中日Jr.には過去最多の179人の応募があり、残る選手を対象とした第2回セレクションは9月1日に行われる。中日Jr.は最終的に合格した16選手で編成し、10月6日に結団式を行い、年末の本大会に備える。
湊川監督は「みんな元気がありましたね。たくさん応募してくれて選ぶのは難しい。日本一を目指し、勝てるチームを作りたい」と2年ぶりの覇権奪回を誓っていた。 (高野行正)