FX業者の取引時間
FXは、「24時間取引できる」と言っても、土日は休みで取引が停止しています。
正確には、土曜日の朝から月曜日の朝までが取引停止となっており、FX業者によって若干異なるため、比較表を作成してみました。
最も遅くまで取引できるのは、サクソバンク証券とGMOクリック証券、最も早くトレードできるのがサクソバンク証券とヒロセ通商です。
選挙や政変、事件や事故などが起きた場合はレートが大きく動くことがあり、なるべく早く対応した方が良いため、複数のFX口座を持って資産を分散しておけば、いざという時に役立つでしょう。(※米冬時間、土曜日朝の終了は1時間遅くなります)
FX業者 | 土曜日 朝 | 月曜日 朝 | スワップ 付与時間 |
---|---|---|---|
サクソバンク証券 | ~6:00 | 3:00~ (豪夏時間) 4:00~ (豪冬時間) | 6:00 |
GMOクリック証券 | 7:00~ | ||
外為どっとコム FXブロードネット 外為オンライン ライブスター証券 | ~5:55 | ||
FXプライム byGMO マネーパートナーズ インヴァスト証券 DMM FX アイネットFX YJFX! 外為ジャパン | ~5:50 | ||
みんなのFX セントラル短資FX | ~5:40 | ||
SBIFXトレード | ~5:30 | ||
ヒロセ通商 | ~5:00 | 6:00~ |
豪夏時間:10月第1日曜日~翌年4月第1日曜日、豪冬時間:4月第1日曜日~10月第1日曜日
米夏時間:3月第2日曜日~11月第1日曜日、米冬時間:11月第1日曜日~翌3月第2日曜日
土日は中東レートが動く
基本的にFX業者は土日が休みなのですが、イスラム教徒が多いアラブ諸国の一部では、集合礼拝が行われる金曜日を休日とする国があり、そのような国の為替レートは動いていて、「中東レート」と呼ばれています。
普段は、両替目的中心なので取引量が少なく値動きは小さいのですが、大きなイベントや出来事があった時はかなり動きます。
下記、XE Money Transferでは土日でもレートが動いているので、週明けの戦略を決める際の参考にすることも可能です。
米・独・英国株も動く、サンデーダウ
さらに、FXだけでなく株式市場も、NYダウや独30指数、英FTSE、香港株が土日にもかかわらず動いています。⇒ こちらで確認可能(IG証券)
これらは、サンデーダウ、あるいはウィークエンドダウと呼ばれていて、FX同様材料が出た場合はレートが動きます。(※土曜日の13~14時ごろからスタート)
【信憑性について】
±100ドル以上動きた時は開始時も窓を開けてスタート、±数十ドル程度の場合は結局ほぼ変わらずでスタートすることも多いです。
株式市場の前に、上述したサクソバンクFXなど為替が先にリアルトレードで動き出すので、そちらも参考にすると良いでしょう。
小幅な動きは誤差に過ぎないのと、為替の方が戻せば結局サンデーダウも戻すので、早朝の為替も確認しないと「なんだ、サンデーダウなんてただのガセ情報か」と勘違いするようになってしまい、サンデーダウを甘く見ていたポンド円やトルコリラ保有者は、阿鼻叫喚のなか逃げ時を失ってほぼ退場しました。
そのため、インターネット上にこの手の情報がない(せやから言うたやろ)です。
サンデーダウや独30指数、英FTSE
サンデーダウ
【要チェック】阿鼻叫喚の実例
まだ信じていない人がいるようなので、下記に阿鼻叫喚の実例を掲載。
当ブログではこれまで散々警告していたのですが、暴落前のトルコリラ&ポンド高止まり期間中には、ロンガーから「バカ」とか「死ね」といった熱いメッセージをいただきました。
せやから言うたやろ。
調子に乗っていたトレーダーの末路に関しては、「ロスカットと破産 逆神の逆を行け!」でも詳しく解説しています。
トルコリラ編
よくある事例