本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
「憲法改正」を祈念し、ランキングのクリックをお願いいたします。
(政治部門'19/08/24・・・22位→)
人気ブログランキング
8月16日、愛知県庁で「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」なるものが開催されました。
そこでどのような意見が出されたのか、関心をもって見ていました。
そこでの決定が、今後のあり方に大きな影響を与えると思ったからです。
以下、美術手帖より引用します。
「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第1回が開催。大村愛知県知事「公開フォーラム」実施に意欲
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/20362
「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」展示中止問題に関し、愛知県は「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を設置。その第1回会合が、愛知県庁で開催された。
<検証委員会の様子>
大村秀章愛知県知事が8月13日に設置を発表した「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」。その第1回会合が、8月16日に愛知県庁で開催された。
委員会のメンバーは、国立国際美術館館長・山梨俊夫(座長)、慶應義塾大学総合政策学部教授・上山信一(副座長)、アグロスパシア株式会社取締役兼編集長・岩渕潤子、国立美術館理事・太下義之、信州大学人文学部教授・金井直、京都大学大学院法学研究科教授・曽我部真裕の6名。大村知事はオブザーバーとして委員会に参加した。
<会場となった愛知県庁舎>
冒頭、大村知事は「表現の不自由展・その後」の展示中止の経緯を説明したうえで、「会期中、安全な運営に全力で取り組みたい。日本の芸術祭のあり方、行政との関わりなどを踏まえていかなければならない、重要なポイント」だと発言。
委員会では、山梨座長が各委員の考えをヒアリングするかたちで進行した。各委員の発言概要は以下の通り。
*
岩渕潤子
「公共空間」をどう認識するか。SNSによって公共空間の認識が変わってきている。本来であれば(展覧会の)趣旨を理解した人だけが見るはずの展覧会が、文脈の外に流れたことで多くの人が本来の意図に触れずに反応してしまった。これは極めて現代的な問題。公共空間、あるいは自治体が主体となって行うイベントで、公共性をどうとらえるかを議論しなければいけない。
太下義之
「表現の自由」や、公金が投じられた芸術祭のあり方など論点が多数あり、紐がこんがらがっている。これを解きほぐし、一つひとつ議論していかないといけない。県内の小中学校に対して行われた脅迫は明らかなテロ行為であり、トリエンナーレ以外にも波及する懸念がある。愛知県は政府に対し、脅迫への厳罰化を要望すべき。「安全性確保したうえでの展示再開」については極めて困難で、展示再開の声明が多数出ている状況は、現実とずれている。主体性を欠いた無責任な意見が、インターネットで正しいかのごとく発信されている。
金井直
展示中止の原因が検閲ではないか、という言説があるが、これはテロ行為によるもの。「表現の不自由展・その後」は、表現の自由という観点のみではなく、憲法第23条「学問の自由」に関わる問題を孕んでいる。「表現の不自由展・その後」を学問の自由の観点から語るならば、どの程度リサーチベースの展覧会として構成されていたのかを検証したい。愛知県民に芸術祭文化が根付いており、語り合う文化が醸成されてきている。それを力にしながら、現状を切り開き、進めていきたい。
曽我部真裕
「表現の自由」については複雑な状況。主催者、作家、批判する側など多数のファクターがあり、誰の、どの表現の自由が問題になっているのかを整理しないとけない。公金を使っているから政治的な表現がダメだ、というのでは表現の自由がやせ細っていく。どのような条件であれば政治的に偏った、あるいは一部の人に対して不快な表現していいのかを考えていかなければいけない。脅迫は論外として、展示内容についての批判は市民の表現の自由だが、批判が多数殺到することで、暴力的なものになってしまうことに難しさがある。「表現の不自由展・その後」の一部の作品は、ある政治的な立場に属する作品だったが、それが逆の立場であっても議論が成立するものでなければならない。
*
こうした委員の発言を受け、上山副座長は「『表現の不自由展・その後』は特殊な位置付けのもの。特殊なものには特殊な体制が必要だったが、それがなかった」と指摘。展示とともに「表現の自由についてのセッション」などを実施し、「悩ましいテーマだと予告したうえで、(表現の自由を)勉強した人を前提に作品を見せるべきだった」と語った。
加えて展示の実施責任、実施主体についての明文化が不十分として、「ガバナンス(権限、役割分担)を見直し、進化させる工夫が必要」だとの認識を示した。
(以下略)
ネットの批判の中心が、どこにあったのかをまったく議論しない点で、この検証委員会の存在価値はありません!
そもそもこの検証委員会の人選そのものに問題があります。
以下、委員会のメンバーの何人かをご紹介します。
■岩渕潤子氏
アグロスパシア株式会社 取締役・編集長
青山学院大学客員教授
>本来であれば(展覧会の)趣旨を理解した人だけが見るはずの展覧会が、文脈の外に流れたことで多くの人が本来の意図に触れずに反応してしまった。
■津田大介氏(左端)と岩渕潤子氏(左から2番目)
■なぜ警察に相談しなかったのかという疑惑
https://twitter.com/tawarayasotatsu/status/944363650084511744
『ヴァティカンの正体』筑摩新書/岩渕潤子
@tawarayasotatsu
根拠なき? 中学・高校と電車通学でしたので…体感としては毎日痴漢に合っていましたが、少なく見積もって週/4回、月/16回、夏休み、冬休み、春休み合計2ヶ月を差し引いたとしても年平均160回x6年で960回以上の痴漢(公共交通機関における性暴力)被害に会いました。友人女子もみな同じくです。
岩渕潤子氏は、津田大介氏のお仲間です。
この方の主張は、展覧会がどういうものかもわかっておらず、意味不明です。
■太下義之氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術・文化政策センター長。
独立行政法人国立美術館理事
>主体性を欠いた無責任な意見が、インターネットで正しいかのごとく発信されている。
>「自分の考えに合わないイベント、展示は脅迫すれば中止にできるという勘違いを生んでしまった」(産経ニュース)
太下義之氏は、残念ながらネットに対する理解が全くないようです。
金井直氏は、前回のキュレーターでした。
そんな方が検証委員会になるというのは、客観性を欠く人選であり、当事者が検証委員になるようなものです。
■曽我部真裕氏
日本の法学者。京都大学教授。
>公金を使っているから政治的な表現がダメだ、というのでは表現の自由がやせ細っていく。
■小林よしのりの「ゴー宣道場」に、山尾しおりや(左端)
等と出演する曽我部真裕氏(左から2番目)
曽我部真裕氏は、パヨク系教授として有名です。
山尾しおりや小林よりのりとも交流があります。
このように、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」の中には、保守系の委員が一人も入っておらず、ほぼ大村知事や津田大介らの息のかかった人材で固められています。
結果として、彼らの意向に沿うような結論が導き出されるのは目に見えています。
なぜ、国民が「表現の不自由展・その後」に怒り、抗議の声を上げたのか・・・。
その検証なくして、本当の検証にはなりません。
日本において、二度と陛下のご真影を棄損するような、表現テロをさせてはなりません!
最後までお読みいただきまして有難うございます。
「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」など茶番だ!と思った方は、ランキングのクリックをお願いします。