競泳男子個人メドレーの萩野公介(25)=ブリヂストン=が24日、完全復活に向けた手応えを口にした。復帰第2戦となる9月の茨城国体の目標タイムとして、200メートル個人メドレーでリオ五輪のメダルレベルとなる1分57秒台を掲げた。
休養からの復帰初戦となった3日のW杯では2分0秒03だった萩野は、「1分57秒台はしっかり出しておきたいという話を平井先生としている」とキッパリ。7月の世界選手権では決勝レベル、リオ五輪ではメダル圏内となるタイムを現実的なレベルにとらえ、「練習の内容も1ランクアップして、水泳選手の泳ぎになってきたなと思っている」とうなずいた。
この日は仙台市内で行われた所属先のイベントに出席。復帰後初のイベントに「楽しかったし、たくさんの人に『お帰り』と言ってもらえてうれしい」と終始笑顔だった。(川村庸介)