賢い保険選び

バセドウ病で保険に入ろうとしてぶち当たった現実。引受不可も!告知は意外に厳しい

わたしには「バセドウ病」という持病があります。

症状は薬で安定しているのでいいのですが、1つだけ困ったことが…。

バセドウ病だと、終身保険や医療保険にはつきものの「健康告知」に引っかかってしまうことが悩みです。

 

こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。

帝王切開する場合には医療保険に入っていれば給付金が出ますし、自分に万が一のことがあったときに家族が生活に困らないように備えたい!なんて思う方も多いかもしれません。

 

凡人主婦
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でも保険って「持病がある人」は、健康な人よりも契約がしづらくなります。

 

そんなこと当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、20代の頃は健康そのものだったので、保険の加入を急ぐこともありませんでした。

しかも、バセドウ病って、そこまで重病じゃなくない?と思っていたので、保険の告知の厳しさにびっくり。

 

わたしはバセドウ病になってから、2つの保険を契約しましたが、どちらも商品選びに苦労しました。

 

↓入った保険のタイプは、どちらも終身保険タイプです。

  1. 低解約返戻金型終身保険(掛金払い済みタイプで、一定期間経てば中途解約しても掛け金より多く解約金が出る保険)
  2. 新収入保障保険(死亡保障がつくタイプ)

結論から言うと、バセドウ病でも保険契約はできました。

ただし、どちらの契約でも、いちばん条件のよかった保険会社の保険では健康告知が通らず、2番手におすすめの保険での契約です。

つまりいちばんおトクな条件での保険契約は難しかったです。

 

また、わたしのバセドウ病の状況は、

  • 投薬治療のみ(手術歴なし)
  • 眼球突出の症状は当初からなし
  • 保険契約時は、通院・投薬治療中
  • バセドウ病の目安になる「T3・T4」は投薬によりほぼ正常、「TSH」は基準値より悪い
  • バセドウ病以外に健康に問題は特になし

いろんな保険代理店や販売担当者、FPの方にも聞きましたが、バセドウ病による手術歴があるかどうかがけっこう重要のようです。

手術していると引き受け不可の保険商品も多いので、保険の契約を考えている場合は先に治療歴などを保険販売担当者に伝えて確認してもらった方がスムーズですよ。

 

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この記事では、「バセドウ病」と診断されてしまったけど、医療保険や終身保険に加入できるのか?ということに焦点をあてて、自分の保険契約の体験をまとめます。

 

結論から言うと、バセドウ病があっても医療保険や終身保険に入ることはできる場合が多い

わたしが最初に契約の検討をしていたのは、子どもの学資資金の準備のための保険です。

学資資金の準備で保険と言うと、「学資保険」をイメージする方が多いかもしれません。

でもわたしが今回契約したのは、自分の名前でかけた「終身保険」(自分が死んでしまった時に死亡保険金が出るタイプの保険)です。

 

契約した終身保険の種類は、「低解約返戻金型終身保険」というもの。

凡人主婦
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どんな保険かと言うと、月々の掛け金を積み立てていって、15年ほど経つと一定額が増えて途中解約ができる保険ですね。

 

保険料の払込が終わった15年後に解約して学資の資金に充ててもいいし、使わないで済めばそのあともずっと積立金額が増えていくという仕組み。

このタイプの保険には、わたし自身の死亡保障がつくので、万が一わたしが死んでしまっても保険金が受け取れます。

ただし、契約後すぐ解約してしまうと、元金を割って損をしてしまうという契約内容です。

 

もともと、学資保険も中途解約だと元本割れして損ですし、満期が来れば自動で解約になってしまいます。

死亡保障も子どもの分は必要ないので、学資保険の代わりとして、「低解約返戻金型終身保険」は、よく契約されるタイプの保険です。

紆余曲折ありましたが、バセドウ病の治療中、しかも妊娠中に、終身保険の契約をすることができました。医療保険についても、似たようなステップを踏んでいくので、合わせてご参考にしてみてください。

 

契約時は2017年7月。その後の商品性が変更になっているので注意

契約した時点では、15年程度で解約しても元金が増える保険契約がありましたが、現在はさらに金利が低くなった関係で条件が変わってきています。保険商品のラインナップについては必ず、保険のプロに相談してみてください。

 

バセドウ病の人が保険契約をしようとしたら?初めて味わう告知にひっかかる恐怖

そもそもなぜ、バセドウ病のわたしの名前で保険契約をしたかったのか?

 

理由は主に2つです。

  1. 旦那さんの方が年上で、わたしの名義で保険契約した方が増える率が高かったから
  2. わたしの終身保険がひとつもなかったから

 

将来の学費などを準備するにあたって、学資保険やその他の保険を考えたとき、年齢が若い方が保険料が安くなることが多い。(契約する保険の種類や、性別によっても変わりますが。)

実際に、保険代理店で旦那さん名義とわたし名義の両方の見積もりを出してもらいましたが、わたしの名義で契約した方が条件が良かったです。

 

あと旦那さんはすでに終身保険(死んだら○円保険金がおりるタイプ)に入っていたものの、わたしはナシ。死んだら、タダ死にですよ!

さいわいにも医療保険は、「アフラックの医療保険」に加入済みでした。健康なときにね!

 

▼その後、旦那さんの終身保険は見直しして、年間23,000円の保険料節約に成功しました。

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バセドウ病は告知で意外に引っかかる!引受不可の保険もあって驚き

 

そもそも、「告知」とは?

生命保険に入るとき、契約の対象となる人の健康状態や過去の病歴、身体の障害、現在の職業などについて保険会社に知らせること。ウソをつくと、保険金がおりなくなったりするので、正直に言っとかないとまずい。

 

バセドウ病の場合は、バセドウ病だって隠して保険に入って、バセドウ病の手術をして給付金をもらうとかはマズイってことですね。

あとバセドウ病は放っておくと合併症なんかを引き起こす恐れもあるから、バセドウ病が発端で重病になることもありえるから告知には厳しいイメージ。

だから、「バセドウ病だよ!」と告知した場合、保険契約ができるかは次の3つの選択肢となります。

 

  • 無条件で引き受け可
  • 条件付きで引き受け可
  • 引き受け不可

 

契約を検討した保険商品は、「ソニー生命の学資保険」、「AIGフジ生命の『e-終身』」、「オリックス生命の『RISE』」という3商品でしたが、それぞれ告知の条件は違いました。

ソニー生命の学資保険はOK、AIGフジの低解約型は条件付き、オリックスの低解約は引受不可(完治していることが条件)だって。

中でも増加率がよかったオリックス生命が引受不可というのはショックでしたね…。

 

見積もりの段階で先に契約担当者に言っておいた方がスムーズ

そもそも、持病の告知内容で保険会社が保険契約を引受してくれるかどうかというのは、基本的には契約者にはわかりませんし、保険会社や契約の種類によっても全然違います。

でも保険代理店には、病名ごとの告知引受の可否一覧の分厚いマニュアルのようなものが用意されていますので、保険会社に情報を送る前に”なんとなく”引き受けできそうかわかります。

必要なら匿名で問い合わせもしてくれます。保険の契約担当者は、せっかく契約したお客さんが告知で引受不可になってしまうといろんな意味で大変なので、事前にしっかり確認してくれるはず。

 

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バセドウ病について保険契約の告知で聞かれること

もちろん保険会社や、契約する保険の種類によって異なります。病気の告知のない保険の場合はそもそも心配する必要はありませんが…。

 

バセドウ病に関して、聞かれそうなことはこんなこと

  • 眼球突出の有無
  • 頻脈、手の震えなどの症状
  • 通院歴
  • 入院、手術の有無
  • 投薬の場合、薬名と量
  • 直近の血液検査の数値(T3、T4、TSH)
  • 合併症などの有無
  • 妊娠中の場合は、正常妊娠かどうか

 

告知書に記載のある事項を中心に、だいたいこんな感じの内容が聞かれるはず。

場合によっては、医師の診断書が必要な場合もありますが、それは実際の契約段階に入ってからで大丈夫です。保険の相談の際は、上記のようなことを自分で押さえておくと、話が進みやすいです。

 

引受のだいたいの可否は事前に電話で確認してもらえる

バセドウ病の告知で心配なことは、「保険会社に病気の情報が流れてしまい、今後の契約に影響が出ること」。

もしかしたら数年後、完治して、そもそも告知する必要がない場合もあるかもしれませんからね。

ということで、保険代理店では、

  1. 手元の引受マニュアルで確認
  2. 性別、年齢のみで上記の病歴を担当者が保険会社に確認

という手順で、進めてくれるはず。

 

ポイントは、電話確認までは個人情報が漏れないという点。

万が一、この時点で引受が難しい場合でも、個人の病歴が残るという痛手はありません。

しかしながら、電話連絡の際には引受してもらえそうだったとしても、実際に契約書を交わした後に断られるということも可能性としてはゼロではありません

 

告知内容の情報は保険会社ごと(契約する保険会社を変えればリセット)

ひとつの保険会社に引き受けを断られたとしても、その情報は他の保険会社には流れません。
(当たり前ですけどね!)

わたしは、この部分が心配でした。

だって、クレジットカードでブラックになると、すべてのクレジットカード会社でカードが作れなくなるじゃないですか。

保険の場合は、契約書を交わした保険会社にだけ、病気の情報が一定期間残ってしまう仕組みです

 

引受してもらえたとしても「条件付き」になるかも

バセドウ病は甲状腺の病気です。

死亡保障が付く保険、医療保険などでは、どうしても告知内容が影響してくることもあるんです。

  • 甲状腺などの病気の影響が出る部位の不担保
  • 保険料の割増
  • 保険金額の減額

利率や条件の良い保険ほど、告知が厳しい傾向があります。
本当に、健康であることは財産ですね。

 

バセドウ病で保険に入れるか悩んだら、まずは「相談してみてから」悩もう!

生命保険って、ものすごくたくさんの商品があります。引受ける会社だって、アフラックに日本生命に、明治安田にライフネット生命に…なんて挙げ出したらキリがありません。

そのたくさんある保険契約の引受会社の中に、これまたたくさんの保険商品が存在します。

もちろん、すべての保険契約で、告知内容と引受の可否は全然違います。

だから、「バセドウ病でも生命保険に入れるの?」と聞かれた場合は、「入れる保険を探せばいくらでもある。」というのが答え。

ただし、「告知」は非常にデリケートなことなので、個人レベルで調べてもまったくわかりません。新しい商品もどんどんと出てくるので、プロに聞いた方が絶対早いです。

バセドウ病でも入れる保険はたくさんありますので、「バセドウ病の治療中だけど保険に入りたい!」という場合は、まずは保険の専門店に相談してみましょう。

 

ショッピングモールなどにある保険相談窓口なら使いやすい

保険相談するって言っても、誰に相談すればいい?と悩んだらオススメなのが、ショッピングモールに入っている保険相談窓口の店舗。

子どもの遊び場が併設されていることも多く、保険相談をしながら出かけたついでに買い物をして帰ってくることもできます。

もし契約するとなると、何度か足を運ぶことになります。旦那さんなどと一緒に出かけるにしても、時間もつぶせるショッピングモールにある保険相談窓口なら、使いやすくて便利ですよ。

 

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