英国では住宅不足が深刻です。３つの記事を紹介します。
あるムスリム女性が英国人の納税者のお金で提供されたコンテナ住宅に怒っています。
彼女も子供が３人いますが、取材を受けた他の女性らも子供連れのようです。
「ここに来たことは精神的虐待です」
「ここは刑務所です」
「この場所は動物用です 人間用ではありません」
「人間は家に住むことが当然です これはコンテナです」
じゃあ、自分の国に帰れよ
独り言です。
インタビューの一部です。１分強の動画なのでどうぞ。
'This is a place for animals - not for human beings.'
— Sky News (@SkyNews) August 21, 2019
Lulu Akubaker tells Sky News the converted shipping container she lives in is not fit for her family. She was offered it as temporary accommodation by the local council.
More here: https://t.co/THhDUeWpwO pic.twitter.com/JItMPqHxPD
このコンテナ住宅は west Londonのホームレスを救うために自治体Ealing Councilが考案したスタイルで、簡易キッチンとシャワールームと寝室があり、これが無ければB&Bや他の簡易宿泊所にいなければいけない人に提供されます。
中がどうなっているかというと、こんな感じです。
（複数が取材に応えているので複数の世帯の家です）
フランスのカレー難民キャンプ（ジャングル）よりは良いが、ここにきてコンテナと知り泣いた、
エリトリアやスーダンの一般の家より酷い、との証言もあります。
Children's Commissioner for Englandによると、英国では２１万人以上の子供にまともな家が無いという調査結果があるそうです。
B&Bs を仮住居にすることは、精神疾患やドラッグ中毒者などと一緒にバスルームを使うことになり子供にとって安全ではないと述べています。
また、子供たちがB&B、コンテナ改造住宅、オフィス改造住宅に住むことは、「子供時代を奪う」ことになり悪いことで、繁栄した国で多くの人たちをこのような状況に置くことはスキャンダルだと批判しています。
※不適切な住まいにはsofa surf(あちこち泊まり歩くこと）も含まれてます。
昨年のMIRRORの記事によると、退役した軍人の少なくとも１万３千人がホームレスになっていて、そのほとんどがＰＴＳＤを発症しているということです。
ウィンザーで撮影された rough sleeperと呼ばれるホームレスの写真です。
ウィンザーでは１０人に２人のホームレスが元軍人と見られています。
軍人向けのチャリティーは、この状態を恥ずべきことで国や軍にはもっと支援をしてほしいと述べています。
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/least-13000-hero-soldiers-left-11847000
英国で１９時間ごとに１人のホームレスが死亡していることが最近のデータでわかりました。
この６ヶ月で２３５人、１６歳から１０４歳までのホームレスが亡くなっています。
昨年は１２ヶ月で４４９人でした。２０時間に１人の割合でした。
ホームレスのチャリティーと国会議員たちはジョンソン首相に対して、全く足りていない手ごろな価格の公営住宅への取り組みと、現状に見合った住宅手当の増額と、ホームレスの死すべてに対するきちんとした調査を要求しました。
政府の広報官は、ホームレスが原因で命が途切れることは受け入れられないことであり、政府は誰もが安全に住める場所を確保できるよう努めているとしたうえで、地方議会がホームレスになりそうな人を助け彼らを支援する責任があると述べました。
何が間違っているのかわかると思います。
わからない方、下にある関連記事をご覧になってくださいませ。
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