映画「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)の公開初日舞台あいさつが23日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の田中圭(35)、林遣都(28)、沢村一樹(52)、志尊淳(24)、吉田鋼太郎(60)らが出席した。
昨年放送されたテレビ朝日系ドラマで、社会現象的な人気を獲得したラブコメディー「おっさんずラブ」の劇場版。ドラマ版のキャストに新たなキャストを加え、おっさんたちによる五角関係の恋愛バトルが描かれる。
田中は「『おっさんずラブ』を大きくしてくれたのは応援してくれたみなさんのおかげで感謝しかない。映画化というプレゼントをもらったので(ファン)倍返ししなくちゃと思ったけど、なんとか恩返しできるものになったんじゃないかと思います」と感慨ぶかげだった。
吉田は「田中圭が『男はつらいよ』の寅さんの代わりになってくれるのでは、と本当に思ってます」と、シリーズ化の続行を期待した。配給元の東宝によると、全国325スクリーンで公開され興行収入30億円越えを狙えるスタートになったという。