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【大リーグ】

白球を白粉に持ち替えた? 生涯年俸60億円の元メジャーリーガーらに麻薬密輸容疑

2019年8月21日 18時1分

麻薬密輸などの容疑で逮捕されたメッツ時代のカスティーヨ(AP)

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白球を白い粉に持ち替えてはいけません―。球宴選出とゴールドグラブ賞3度ずつのルイス・カスティーヨ元内野手(43)=元マーリンズなど=と、メジャー史上2位の13球団でプレーし、通算109セーブ、141ホールドのオクタビオ・ドテル元投手(45)=元アストロズなど=が、故郷のドミニカ共和国で麻薬密輸とマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で逮捕された。20日、同国のディアリロ・リブレ紙(電子版)が報じた。

カスティーヨは、インスタグラムで「真実は、私の国の人間はもはや働かないということだ。全く、野球で何億円も稼いだのに薬物で手を汚すと思うか?」と無実を主張した。生涯年俸は約5600万ドル(約59億3600万円)。

同国のロドリゲス司法長官によれば、米国への麻薬密売組織の首領は、逃亡中の「虐待者セザール」ことセザール・ペラルタ。米連邦捜査局(FBI)、米麻薬取締局(DEA)とも合同で同国史上最大規模の700人を動員し、約50カ所を一斉捜査。南米からプエルトリコへ1050キロの薬物輸送も発覚した。

とばっちりを受けたのは、レッズで同姓同名の主戦右腕ルイス・カスティーヨ(26)で、AP通信は「レッズの現役投手のカスティーヨではない」とただし書きを付けて報じた。

 

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