オランダ1部リーグ、PSVアイントホーフェンが22日、フローニンゲンのMFで日本代表の堂安律(21)の獲得を断念する可能性が出てきた。アイントホーフェンの地方デジタルメディア「ED」などによると、PSVは同日、マルセイユ(フランス)のFWでギリシャ代表のコンスタンティノス・ミトログル(31)を期限付き移籍で獲得することが内定。これは昨季PSVで公式戦21得点を決め、ナポリ(イタリア)へ移籍金4200万ユーロ(約50億円)で移籍することが決定的なメキシコ代表のMFイルビング・ロサノに代わる得点源と見られる。
もともとPSVはこのロサノの後継として、堂安の獲得を目指していたが、フローニンゲンが移籍金1300万ユーロ(約16億円)を要求。PSVは高すぎるとし、交渉が難航していた。(原田公樹)