トラストレンディング被害者の投資家がすべき対応策って一つしか無いんじゃない?(金額別対応策)

ソーシャルレンディング

はいどうもエニートです。

今回は読者の方よりトラストレンディングに対してどうすべきか?というご質問をうけたのでその回答と今までの流れをおさらいしたいと思います。

結論から言えば金額別ですが、訴訟一択。

また訴訟の他の有効策について解説していきたいと思います。

トラストレンディングへの被害額別で対応策が異なります。

どちらにすべきか?というのは投資金額次第。

トラストレンディングの投資額が60万円以下であれば少額訴訟!

少額訴訟制度(しょうがくそしょうせいど)とは、日本の民事訴訟において、60万円以下の金銭の支払請求について争う裁判制度である。 民事訴訟法に規定がある(368条から381条まで)。少額訴訟制度について wikipediaより

ではいくらかかるのか?というのは下記をご覧ください。

収入印紙代

少額訴訟を行うには、申請書を提出する必要があります。この申請書に訴訟の目的の金額(訴額)に応じた手数料を収入印紙で納付するので、その分の費用が発生します。

請求する金額(訴額) 手数料
~10万円 1,000円
~20万円 2,000円
~30万円 3,000円
~40万円 4,000円
~50万円 5,000円
~60万円 6,000円

※訴額に遅延損害金や利息等は含めません。

予納郵券代

郵券(切手)は訴状の送達や判決の送付等に使用されるため、必要分を購入し裁判所へと提出しなければなりません。ただし、少額訴訟が終了した阿智に郵券が使用されずにあまった分は、申立人へと返却されます。

郵券の価格は管轄の裁判所によって、また、原告と被告の人数によって加算されますが、おおよそ3,000~5,000円程度になります。管轄裁判所がどこになるのかわからないという方は、こちらの記事「少額訴訟の提起先である管轄裁判所と提起の方法」を参考にしてみて下さい。

東京簡易裁判所であれば、原告及び被告がそれぞれ1人の場合→3,910円分の切手を納めます。
原告、被告がそれぞれ1人増すごとに2,100円の切手が必要になります。

《3,910円の切手の内訳》

500円切手 5枚
200円切手 2枚
100円切手 4枚
80円切手 5枚
20円切手 8枚
10円切手 5枚

債務整理ナビより

結論としては60万程度被害額であれば、約1万円程度で個人としては訴訟を起こせる。

これを使わないという手はありません。

60万以下なら少額訴訟です。

トラストレンディングへ60万以上の投資額の場合

これは集団訴訟がおすすめ。

今現在enjinで募集されているため、そこに合流するというのも有効な手段です。

トラストレンディングに対する訴訟の外形上の問題点

これはトラストレンディングが役員の山本氏に持ち逃げされたと外形上見えます。

つまりトラストレンディングは被害者であり、投資家は被害者の被害者。

(あくまで外形上と言わせてください。)

この点を裁判では明らかにしていく必要があります。

金融庁&関東財務局に対して相談するのもひとつの手段

金融庁もそろそろ堪忍袋の緒が切れていますし、関東財務局も激怒しているでしょう。

マスコミをつかって世間の注目を集めるのも手段のひとつ。

また本件もですが、投資被害者に落ち度はありません。

悪いのは業者であり、決して恥ずべき行為をしたため、このような状況に追い込まれているわけでないというのは再度明記させていただきます。

ではトラストレンディングが詐欺の可能性がきわめて高くなった理由を再度ご説明させていただきます。

トラストレンディングでついに全ての案件が期限の利益の喪失となりました。

これは時間の問題かと思っていましたが、まさかお盆中に発表になるとは思いませんでした。

盆休みで時間稼ぎのつもりかも知れませんが、こんな形で発表するトラストレンディングは一切信用できません。

平素よりトラストレンディングをご利用いただき誠に有難うございます。
「大型船舶建造ファンド」「船舶艤装品ファンド」「大型重機ファンド」につきまして、貸付先からの7月分の利息支払いに遅延が発生致しましたので、下記のとおり経緯と状況及び今後の対応に関してご報告申し上げます。

1.状況と経緯
2019年7月31日付のご報告のとおり「大型船舶建造ファンド」及び「船舶艤装品ファンド」の貸付先は、新たな出資(リファイナンス)により得られた資金での一括返済を計画しておりますが、一括返済の対象には関連会社への貸付である「大型重機ファンド」も含まれる予定であることが判明いたしましたのでお知らせ致します。
また、「船舶艤装品ファンド」の元本返済に数か月の猶予が必票な状況であることの申入れがありましたが、各ファンドの利払い(「債権買取ファンド」に関する保証債務に基づく支払いも含みます。)については遅滞なく対応することを予め文書にて合意しておりました。しかしながら、この度、7月分の利払いが滞る事態となっております。
前回の状況報告にてご説明致しました通り、リファイナンスによる資金調達には、本件船舶を韓国から日本に移送して日本での諸手続きを完了することが必須条件となるため、貸付先では、代表者が韓国に赴いて日本に向けた出航に関する諸手続きと最終決済を最優先で対応する状況が続いております。

2.今後の対応について
7月分の利息を受領していないため、「大型船舶建造ファンド」「船舶艤装品ファンド」「大型重機ファンド」につきましては本日の利益分配は御座いません。
当社としては、韓国における手続きと残債務の処理が、現時点における最優先事項であることは理解しているものの、それを理由にファンド資金の利払い延滞が継続することを許容することはできないため、延滞が解消しない限りは本件船舶に対して設定済みの船舶根抵当権の解除は行わない(*)方針であり、貸付先の対応状況によっては、韓国で本件船舶を売却(担保処分)することによるファンド資金回収への移行も辞さない考えであることを貸付先に通知致しました。
これを受けて、貸付先からは、リファイナンスによる元本償還までの間も利払いを停止するつもりはなく、リファイナンス先から融資証明が示されしだい、つなぎ融資を受ける調整も完了していることから延滞の解消は可能である旨の説明を受けております。
(*)船舶根抵当権の解除=担保権を手放す行為であるため、通常であれば貸付の弁済と同時に対応する事項ですが、今回は船舶の輸出入にあたり
根抵当権抹消が必須事項であることから、移送にかかる所要期間の前後を含む最短期間に限定して、一時的な解除に特例的に対応する予定です。
なお貸付先からの報告によれば、先週中、現地にて第三者機関による本件船舶の査定が行われており、8月19日の週には査定結果に基づいた融資証明が示される見通しとなっております。

出資者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をお掛けしており誠に申し訳ございません。当社では引き続き、リファイナンスの実現性と実行時期ならびにつなぎ融資による延滞の解消に向けた貸付先の対応推移を注視し、進捗につきましては、改めて出資者の皆様にお知らせ致します。

以 上

トラストレンディングより

もういまさらこの報告が誠実であったことを前提として、返済の可能性を考察するのはナンセンスでしょう。

資金流用事件を行ったあげく、全案件期限の利益の喪失となった。

トラストレンディングについてはこれ以上でも、これ以下でもありません。

私はこの報告は一切信じません。

トラストレンディングの本件についての予想されるシナリオは?

いっていてむなしくなりますが、今後のシナリオは2種類あります。

本報告が本当であり、つなぎ融資が受けられ、延滞が解消されるシナリオ

もしこの報告が、SBIソーシャルレンディングなどから行われていた場合、心配になりながらも私は信じます。

ただ投資家資金の16億の流用を行ったトラストレンディングの報告。

それを考慮に入れなければなりません。もし本当だとすれば、8月19日の週の融資証明を確認する。まずはそれを確認しましょう。

トラストレンディングの報告が虚偽であった場合のシナリオ

この場合はまず融資を待つと投資家に報告。

しかし融資は下りなかったため、抵当権の実行。ですがすでにその担保を売却済みであり、返済の原資がない。(これはキャッシュフローファイナンスであった担保の無断売却事件と同様です。)、法的措置を検討。

そして時間だけが過ぎていく。

こういったシナリオが考えられます。

どちらの可能性が高いかについては今回は明言しません。

事実としてあるのはトラストレンディング全てのファンドが期限の利益の喪失となったという事実

何にせよ投資家は事態を注視する必要があるというのは変わりません。

盆明けにより細かい説明があるので、まずそれがわかり次第記事にしていきたいと思います。

本件から投資家が学ばなければならないのはソーシャルレンディング業者は玉石混合。

だからこそ信頼できる業者にのみ投資をすべきですし、当ブログでも何故その業者が信頼できるのか?というのを明確なエビデンスをつけて説明していきたいと思います。

例えばSBIソーシャルレンディグはバックにSBIグループがついており、超高信頼度業者と言えます。その上で債権の回収に成功した実績があるため、信頼できる業者と呼べる。

こういった論法が成り立ちます。

SBIソーシャルレンディングが問題発覚時、すぐに動きだし、多くの投資家が納得いく形で債権回収をおこなった実績が光ります。(このような危機にこそ、その業者の実際の能力がはかれるという証明になります。明確にトラストレンディングと異なると言えます。)

SBIソーシャルレンディングの事業者リスク、メリット


超大企業のSBIグループのソーシャルレンディング部門SBIソーシャルレンディング
東証一部上場企業のSBIを親会社にもつ事業者として信頼できる会社です。

SBIソーシャルレンディングの評価ポイント

東証一部上場企業の親会社をもつ。

つまりコーポレートガバナンス体制やコンプライアンス体制が抜群。

みんクレ事件やラッキーバンク事件からの踏まえなければいけないことは事業者が親族に貸し付けるということが簡単にできてしまうこと。
逆に言えばこういったコーポレートガバナンスがしっかりしている会社は不正ができません。

金融庁の監査にもしっかり対応していますし、事業者リスクは現時点で1位(一番安全)といっても過言ではありません。

マネオの様な担保価値の水増しを起き得ません。

 

2019年にはついにSBIソーシャルレンディングが業界最大手になりました。(一月あたりの募集額において。)

要因としてはやはり

1 バックにSBIという超巨大グループがついているという信頼性。

2 今までの実績(延滞案件での債権回収という面も含む。)

3 TVなどでもCMをうつなどの積極性。

上記3点にまとめられます。今後もSBIソーシャルレンディングには業界最大手としてソーシャルレンディングを引っ張っていって欲しいですね。

 

SBIソーシャルレンディングのお勧めの投資法!

不動産ディベロッバースファンドやメガソーラーシリーズ
しっかりとした償還実績もありますし、担保もしっかり取ってあります
問題は5億程度であれば10分程度で集めてしまう投資倍率の高さでしょうか?
私もサラリーマンなのでクリック合戦になってしまうと参加できなくて投資できないことが多々あります。

とはいえそのクリック合戦がSBIソーシャルレンディングへの信頼であるとも言い換えられます。

そしてSBIソーシャルレンディングは2019年に一月あたりの募集金額1位を達成しました。他の業者と比較してもSBIソーシャルレンディングの信頼性は段違いと言えます。

2019年も業界を引っ張ってくれることを非常に期待しています。

SBIソーシャルレンディング公式サイト

 

 

最後に再度不正をおこす業者の特徴を確認してください!信頼できる業者にのみ投資をしてください!

当ブログでは以前より危険な業者は危険。信頼できる業者は信頼できる!と客観的な根拠を加えて、その情報について発信してきました。

1 社長のバックグラウンドが信頼できないor情報がない
2 ホームページで顔出しをしていない。
3 ファンドのスキームが使い回しで異様にシンプル。
4 異常に高利回り。

こういった特徴をもつ不正を起こす業者に投資をするのではなく(詳しくは不正を起こす危険なソーシャルレンディング業者の特徴!)をご参照ください。)信頼できるエビデンスをもつ業者

具体的に言うと

1 コーポレートガバナンスやコンプライアンスが守られているか?
2 情報開示はどうか?
3 外部のVCが機能しているか?
4 上場企業の傘下かどうか。
5 証券会社が運営しているかどうか?

上記のように信頼できる客観的な理由がある業者にのみ投資をするのが安全です。(詳しくはソーシャルレンディング事業者比較リスク信頼度ランキングをご参照ください)

ソーシャルレンディング自身は信頼できる業者にさえ投資をすれば安定した利回りが得られるすばらしい業界です。
だからこそ優良業者を見極め、投資を行っていくことが非常に大切になります。

最後に高利回り業者で唯一信頼できると判断するクラウドクレジット。業界最大手のマネオと同じスキームを使いながら別格の信頼度を誇る2社をご紹介させて頂きたいと思います。

高利回りとして唯一あり得るのはクラウドクレジットのみ

(私自身は年利7.5%程度で運用しています。)

詳しい内容は高利回り業者の中でクラウドクレジットが信頼できる理由

上記記事をご参照ください。(低~中利回り業者ではOwnersBookが一番信頼できます。)

上記記事を要約すると
1 伊藤忠を筆頭に日本の大企業がこぞって出資しており、大企業の監視が機能している。(ガイアの夜明けに出れたのは電通のプッシュのおかげ)
2 大量の通帳をつくり、顧客毎のお金の分別管理を徹底している。
3 社長の杉山氏は、東大→ロイズ銀行とバックグラウンドが信用でき、人柄も誠実。
4 海外は年利15%という利息制限法の上限がなく(ここが重要です。)、海外に貸し付けるのであれば年利10%越えもあり得る。
5 投資をするのであれば償還実績もあり、また円、ユーロで投資ができる東欧金融事業者支援ファンドが優れている。

特に理由の1,3,4が重要です。

怪しい会社は社長のバックグラウンドが信頼できない。
ですが杉山社長がロイズ銀行で一流の銀行員だったのは事実ですし、現在のクラウドクレジットもその時の経験を生かしている。
まったく違和感がない経歴です。

伊藤忠や日本の大企業が支援している。これは大企業が徹底して調査をした上で出資をすることについて何の問題がなかったことの証明。

高利回り業者に分類されますが、日本と異なり、利息制限法に引っかからず、また海外であれば経済の成長性から考えても高利回りというのは十分ありえる。

(また年利7.5%ですが、私は社会貢献性が高いファンドも購入したため、この程度の年利ですが、東欧金融事業者支援ファンドであれば年利9~10%が問題なく狙えます。)

上記理由からクラウドクレジットは間違いなく信頼できる業者と判断できます。

 

下記リンクより無料で口座開設可能です。

クラウドクレジット公式サイト

また信頼できるソーシャルレンディング業者はどこか?2019年どこがおすすめになるのか?という当ブログの人気記事を下記にまとめました。参考にして頂けると幸いです。

第一位 ソーシャルレンディング事業者比較!おすすめできる安全な業者はどこ?!

第二位 2019年ソーシャルレンディングは高信頼度業者にのみお金が集まる!高信頼度業者はココだ!

第三位 不動産投資クラウドファンディング徹底比較!おすすめ業者ランキングベスト3!

第四位 FANTAS fundingのファンドが年利10%越え!怪しい?信頼度は?10%越えがあり得る理由!

第五位 投資初心者に何故owners bookがおすすめ?年利14%の真実とは!?

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