トップ > 中日スポーツ > 高校野球 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【高校野球】

星稜OB・松井秀喜さんが母校の準優勝にコメント 「ここで優勝できないのが星稜。でも、大好き」

2019年8月22日 18時15分

◇22日決勝 星稜3-5履正社

写真

 星稜OBで、巨人、ヤンキースなどで活躍したの松井秀喜さんが、滞在中のニューヨークから、大会本部を通じてコメントを発表した。

 「結果は残念でしたね。見ていましたよ。決勝戦だけでなく、インターネットで全試合見てました。でも、仕方がないです。勝者と敗者が必ず出てしまうのが野球です。履正社とお互いに精いっぱい戦って、負けたわけですから。決勝戦も非常にいい試合でした。7回の同点劇の攻撃なんか、素晴らしかった。チームとして、奥川君を中心とした、まとまったチームに見えました。守備も良かったし、打線は苦しんでいましたが、智弁和歌山戦以降、爆発しましたね。今までの星稜だったら、智弁和歌山に負けて終わり。甲子園での死闘は必ず敗者になった。あの試合に勝てたことは、今までの星稜の歴史を変えてくれたと思います。令和元年、101回目の甲子園で、何か新しい歴史が始まる感じがしました。

 林監督については、センバツ大会以降、彼も大変だったと思う。(謹慎の)2カ月間、野球を離れて、彼も自問自答し、新たな出発をしてここまで来られたことは、素晴らしいですし、大きな財産になったと思います。でも、ここで優勝できないのが、星稜。母校のそういう所も大好きです。何か新たな宿題が残った感じですね。また、新たなチャレンジをして全国制覇を狙ってもらいたいですね。ただ、目標は全国制覇かもしれませんが、星稜高高野球部のモットーは、あくまでも、野球を通しての人間形成です。それが校訓である「社会に役立つ人間の育成」につながっていくと考えています。

 後輩たちのプレーにたくさん感動させてもらいました。林監督はじめ選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました」

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ