TradersTrustってどんな業者?
海外FX業者を紹介するサイトはいくつもありますが、どのサイトでも「信頼性が抜群!」と書いてある業者があります。
それが、TradersTrust(トレーダーズトラスト)。
ヨーロッパの投資銀行などで20年以上キャリアを積んだ、金融の専門家たちが集結し、2009年に設立された業者です。
しかし、詐欺業者も多い中、本当に信用できるのか…?
と、疑った管理人は、TradersTrustについて徹底的に調べました。
結論から言うと、TradersTrustは
「確かに信頼性はあるが言われているほどではなく、スペックも微妙」
なブローカーです。
なぜこのような結論に至ったのか?
管理人が調べたTradersTrustの特徴も合わせて、書いていきたいと思います。
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検証!TradersTrustの安全性
TradersTrustに関する記事を見ると、どこにも「信頼度抜群!」とか「安全性が高い!」とか書いてありますよね。
そして、その評判の根拠と言われるのがライセンス2桁取得。
多くの海外FX業者はあっても1つや2つ。その中でTradersTrustの10個、11個というのは文字通り桁違いの多さですよね。
「わあ、いっぱい取っていてすごい!」でとどまってしまう方が多いと思いますが、管理人は思いました。
「こんないっぱい取るのって異様…本当に全部ライセンス取得しているのかな?」
ということで、調べてみました。
実際のライセンスは…2個!?
TradersTrustの公式ウェブサイトには、以下のような表示があります。
1枚目は、実際にライセンスを取得しているキプロス証券取引委員会(CySec)と、バヌアツ金融庁を表しています。
この2つは、実際に調べてみるとTTCM(Traders Trust Capital Markets Ltd)の名前が出てきます。
しかし、2枚目の画像…。
各国の金融サービスの認可を出している組織へのリンクが貼られ、まるでライセンスを持っているようです。もちろん、TradersTrustはこれらの国のライセンスを持っているわけではありません。
EUでは、EU内の1か国でライセンスを取得すれば、EU加盟国内で金融サービスを提供することができます。
そのため、EUに加盟しているキプロスのライセンスだけで十分。
実際、TradersTrust側はライセンスを取得しているのは「キプロスとバヌアツ」と書いているので、2桁のライセンスはほかのサイトの管理者の勘違いでしょう。
もちろん、TradersTrustのウェブサイトにある国のほとんどでTradersTrustは営業の許認可を受けています。
本当は詐欺会社?「クローンサイト」とは
先ほどの画像には、一番目につく左上にイギリスFCAへのリンクが示されていました。
しかし、イギリスはEUを脱退済み。FCAのサイトでTradersTrustを検索すると、次のように出てきます。
英語ばかりで分かりにくいと思いますが、簡単に言うと「この業者のサイトはどこかの業者のサイトをそっくり真似した詐欺サイトだよ!」ということ。
これは、クローンサイトと呼ばれています。
実際のところはどうかわかりませんが、現時点でTradersTrustはイギリスで警戒されるブローカーのようです。
「信頼性」はあるの?ないの?CySecライセンスの実態
さて、それではTradersTrustの信頼度はどれくらいのものなのでしょうか?
TradersTrustは、CySecでライセンスを取得しています。CySecは、FCAにこそ劣るものの、世界の金融規制当局ではかなり審査が厳しいと言われています。
また、CySecライセンス所有業者には信託保全が義務付けられます。
「CySecライセンス取得=投資家補償基金(ICF)に加盟」ということになり、1人あたり20,000ユーロまで補償されるので、資金管理は安心です。
つまり、TradersTrustがCySecライセンスを取得しているということは、それだけで十分な信頼度があるのです。
これらのことから、管理人はTradersTrustを「信頼性はある!ただし、ライセンスは2つだし、過大評価されているところもある」と考えました。
スプレッドやレバレッジは?口座のスペック紹介
続いて、TradersTrustの、信頼性以外の特徴を紹介していきます。
TradersTrustには、クラシック(スタンダード)、プロの2つの口座タイプがあります。
まずは、2口座タイプに共通する特徴から紹介し、その後それぞれの口座を比較していきます。
残高保護のゼロカット方式
多くの海外FX業者で取り入れられているゼロカット方式。もちろん、TradersTrustでも取り入れられています。
残高がマイナスになるような損失を出した場合も追証なしの、残高がゼロになるシステム。
借金のリスクがなく、海外FXのハイレバレッジでも安心して取引が可能です。
多彩な取引銘柄
TradersTrustでは、多くの海外FX同様、通貨ペア以外の商品も取引することができます。
通貨ペアは、ユーロドルを筆頭に46種類。
貴金属は、金と銀を最大レバレッジ100倍で取引可能。
それ以外にも、株式指数CFD7種や、商品先物5種、今話題の仮想通貨13種も取引できるのです。
特に仮想通貨は週7日24時間取引が可能で、急激な価格変化を理由に多くの海外FX業者が取引停止しているなか、TradersTrustは取引を停止していません。
もちろん追証なしなので、ぜひ取引に挑戦してみてください。
さて、それでは各口座の特徴についてご紹介します。
クラシック(スタンダード)口座
TradersTrustのクラシック口座は、STP方式の口座です。
スプレッドは1.6~8pipsくらいと少し広めですが、取引手数料はかかりません。
最低入金額は$50(5000円前後)なので、海外FXを初めて使う方でも敷居が低いでしょう。
500倍の最大レバレッジと、20%とタイトなロスカット基準。どの口座にも共通しますが、1,000通貨から取引できるので、初心者におすすめの口座です。
ただ、TradersTrustはボーナスなどが用意されていません。
ほかにもっと条件の良いスタンダード口座を開ける海外FX業者があるというのが実情です。
TradersTrustの中では海外FX初心者におすすめですが、海外FX全体で見ると中の中~下くらいのスペックでしょう。
プロ口座
TradersTrustでもおすすめされている、ECNの低スプレッド口座です。初回入金額は$200(2万円前後)と、ECN口座にしてはなかなか安いほうです。
最大レバレッジやロスカット基準はスタンダード口座と変わらず、さらに、スプレッドは0.0~!
往復$6/lotの手数料を加味しても、1.0pipsを切る平均スプレッド。
TradersTrustではEAの使用制限など、取引条件も特にないので、ハイレバスキャルピングし放題。
せっかく海外FXを使うならハイレバでスキャルピングをしたい!という方、多いのではないでしょうか?
そんな方たちにおすすめの口座です。
また、口座残高が$20,000以上になると、VIP口座というものに切り替えができます。これは、専属のアカウントマネージャーが付き、手数料もさらに小さくなるのです。
ただし、VIP口座の最大レバレッジは200倍で、ロスカット基準も50%まで引き上げられるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?TradersTrustは、その名の通り信頼性のある海外FX業者です。
ただ、信頼性以外の点では他の海外FX業者に見劣りするかな?と思います。
海外FXのほとんどは金融ライセンスを取得していますし、キプロスライセンスを取得している業者も少なくありません。
そう考えると、全体的に見てやはりTradersTrustは
「信頼性はあるが言われているほどではなく、スペックも微妙」
というより
「全体的に微妙」なブローカーというのが管理人の所見です。
もちろん信頼性はありますし、使えないダメブローカーだ!ということではありません。
TradersTrust一直線!ではなく、ほかの海外FX業者としっかり比べながら、選ぶべきだと思います。