中日・松坂大輔投手(38)が21日、横浜市内の病院で診察を受けた。右肘の違和感を訴えていたようで、その検査を受けたと見られる。
複数の球団関係者の話を総合すると、松坂が右肘に違和感を覚え始めたのは8月上旬ごろ。当初は23日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(ナゴヤドーム)での登板も検討されていたが、大事を取って見送ることになったという。
この日午後2時ごろに球団トレーナーとナゴヤ球場に戻ってきた松坂は球場隣の屋内練習場で約20メートルのキャッチボールを行い、問題がないことを強調。帰り際には「何にもなかったですよ」と話して球場を後にした。
門倉2軍投手コーチも「暑い気候の中での登板が続き、疲れもたまってきているので、その辺りを考慮した上でのことです」と話すにとどめた。
今季の松坂は1軍2試合で0勝1敗、防御率16・88。7月下旬に出場選手登録を抹消されると、その後は2軍戦2試合で登板していた。