原作は余り知りません。代わりにネットで調べさせて頂きました。
原作の雰囲気を壊してしまう事にもなるかと思います。
それでも構わないと思われましたなら、お楽しみいただきたい。
更新は気分次第となります。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
壮年の男は自身も傷だらけながら、怪我を負った子供を背負い、焼け野原と化した広場を歩き続けた。
男の足が、ふと止まった。
その視線の先には、子供をシッカリと抱き抱えた母親らしき女性が居た。
だが、その足元には少なからぬ血溜まりが出来ていた。
これでは、もう助からない。
そう思い、今は他に誰か助かる人はと、目を彷徨わせた。
その目の先に、小さく動く手が見えた。
「あ、ああ! い、生きているのか!」
きつく抱き締められ、それが判らなかったのだが、まだ生きている事が判った。
そっと、親子を離そうとするが、母親の手は固く、動かせない程に引き締められていた。
「・・・済まない。この子は、私が連れて行く。責任を持って助けて見せる」
そう口にしながら、なお二人を離そうとした。
それを聞き取ったのか、力が緩んだ。
そっと子供を抱きかかえると、その小さな手は何かを握り締めていた。
血が出るほどに、固く。
その顔には、無骨なマスクが付けられていた。
せめて、呼吸が楽になる様にとの思いで付けたのだろうか?
真意は判らないまま、兎に角その子も連れて行く事に・・・
・・・ ・・・
設定
衛宮 一後=デュオ
推定年齢 現在13歳
髪色:白色
髪型:ザンバラ 士郎にハサミを強化して貰い切って貰っている
肌色:褐色
衛宮 切嗣の養子(=第二子として)。
切継の死後、子供二人だけでは行政側が納得しない為、丁度里親として名乗りを上げていたグレン・マッケンジー & マーサ・マッケンジーに託された。
後に、ウェイバー・ベルベットと知遇を得て、手ほどきを・・・
一後=デュオとジジィ達との十年戦争? 【別名 ヤルか! ジジィ!編】
間桐編
間桐のサク姉(=サクラ)の家に遊びに行ったら、変なジジィに追い出された!
腹が立ったから、傍で焚いてたミストルティン(=燻蒸型殺虫剤)を、入って行った倉の入り口にブチ込んで見た!
見た事も無いのがゾロゾロと・・・
捕まえて、漢方薬局に持って行ったら大層高値で引き取ってくれた!
以後、蟲【蜂型】をけし掛けられる様になった。
虫除けの薬を自作・・・
げいぼるぐ【=勝手に命名=虫取り網】と虫籠を用いて抵抗中・・・
八代目えくすかりばー【こちらも勝手に命名=ハエ叩き】で黒き悪魔と抵抗中・・・
咬まれても刺されても痒い痛いが、直ぐ死んで消えてしまう。(=血が蟲にとっての毒性を発揮)
アインツベルン編
ジーチャンが何処かへ出かけるから、勝手に付いて行って見た!《=密航》
寒い所で何か叫んでた。
寒かったから、その先のお屋敷で温まった!(=結界は穴を空けて通り抜け)
おねーちゃん(=イリヤ)が遊んでくれた!
美味しいモノもくれたー!
でも、ジジィに見っかって摘まみ出されたー!
腹いせに、通信機置いてった!
後で、イリヤおねーちゃんからメール来た!
読めないから、ジーチャン読んでくれた! 泣いてた?
それからは、結界を破り侵入する側と阻む側にて闘争中・・・
結界は破れても罠が仕掛けられていたりする中を掻い潜り、置き手紙を証拠として残して挑発を繰り返す。
藤村編
ほぼ毎日、オヤツを取り合っている。
「オヤジ、甘いモノは・・・」
「じゃかぁしい! ワシャ、まだまだ負けられん! もっと持ってこい!」
「へい!」
「お嬢! オヤジを止めてくれ!」
「あー、ダメダメ。今さら言う事なんか聞かないわよ。
来てくれるのが嬉しいのは分かるけど、本物の孫には如何したのよ?」
「フン、ひ孫の顔も見せん癖に・・・」
「ほっほおぉぉお!」
「お、お嬢! 日本《ポン》刀は駄目でさぁ!」
「お嬢が乱心した! 誰か! オヤジを!」
「だ、駄目だ! 誰にも止められねぇ!」
「に、逃げて下せぇ! オヤジイィ!」
既に悠々と外へと駆け出す二人。
行きつけの甘味処へと二人して繰り出した。
ゼリージジィ編
何気に近くを通って見込みがあるとか言われ、カドワカサレタ!
「なんじゃ? こんな事も出来んのか?」
【出来るかー!】
脱走! 逃走! を繰り返しつつ、様々な世界を見聞・・・
割と気が合うのでちょくちょく顔を見せに来たり。
マッケンジー夫妻の茶飲み友達と化した・・・逃げ場・・・ナシ?
・・・ ・・・
・・・十年後
行ってきまぁーす! そう書かれたスケッチブックを手に、少年は走り出した。
「はい、行ってらっしゃい。車には気を付けるのよ」
玄関まで見送りに来た老婆は、そう少年に声を掛けた。
それに応える様に、手を振り返す少年。
「何じゃ、もう行ったのか」
老婆の隣には、かなりの老齢だが、背中がピンとした屈強な老人の姿も。
「ええ、今日は出稽古なんですって」
「ほぉう」
「ふふふっ。アナタがあの子を家に迎えようって言った時は、如何なるかと思いましたが、良いモノですね」
「生き甲斐が出来たし、生活にも張りが出て来たじゃろう」
「ええ、本当に。でも、何時かはあの子も・・・」
「そうなったなら、そうなったじゃ。快く送り出してやらねばな。
だが、ここにも帰る場所がある事は忘れまいて」
「そうですね。ウェイバーちゃんみたいに帰って来てくれるかしら?」
「なに、その心配はいらんじゃろう」
「何でですか?」
「ワシらがココに居るのじゃからな」
それを聞き、そっとその胸にもたれ掛かってみた。
微塵も揺るがないその胸に向かって。
「・・・そうですね」
そっと、肩を抱き寄せられた。
・・・ ・・・
思い浮かぶがままに、思い描けるがままに・・・