うちのゴールデンレトリバーの波瑠を自分の後輩が２０歳代の若さで
白血病に罹患し波瑠を飼えなくなったので泣く泣く里親に出すまで自
分の家にも二匹のボーダーコリーを飼っていたのに波瑠を預かり僕に
波瑠を託してくれた方から昨晩、突然、ＬＩＮＥが入りました。
脳腫瘍に罹ったので犬を１ヵ月か３カ月程度、預かって欲しいという内
容の事でした。
確か２匹のボーダーコリーの内、１匹は脳腫瘍で亡くなったと以前、聞
いてて波瑠の子が生まれたらメスの子を譲って欲しいと頼まれていま
した。
それで最初は、別の子を新たに飼育してたのに脳腫瘍になり手術しな
いといけないからボーダーコリーを預かって欲しいという事だと思い自
分の所も、これ以上は辛いなと思ったので最初は断りました。
今は引っ越したばかりでワンズの部屋にエアコンは購入したけど工事
の日取りも決まらず可愛いそうな状態だと書いたら、エアコンの代金の
半分を負担しても良いと書いてきました。
そこで、アホな僕もやっと気付き、「もしかして脳腫瘍なのは貴女です
か？」と聞いたら「そうです、先日、後輩を亡くしたばかりなのに今度は
自分が・・・・」と返事がきました。
とても良い人でお子様も、まだ小学生位でした。
波瑠を引き取る時にお会いしてるし、その後も、元の飼い主さんが元
気になれる様にと何度もＬＩＮＥで写真を送ったりと交流がありましたが
残念な事に波瑠のママは２０歳代の若さなのに白血病で亡くなってし
まいました。
その後も何度かＬＩＮＥは来ていたし彼女は動物病院の看護師をしてい
る方でもありました。
彼女は横浜市在住なのですが、僕は横浜まで引き取りに行くのは家内
の車じゃ無いと無理だし、家内と娘を連れて横浜までは行けないと書
いて送ったら波瑠の事も見たいし友人が運転して此所迄来てくれると
おっしゃるし、流石に僕もショックを受けてしまい、預かる（貰うのでは
無くて治るまでの間、預かるだけです）事を快く受け入れますという返
事をし、３カ月だろうと１年だろと預かるから、娘さんの為にも必ず治し
て欲しいし気落ちする事無く前向きに闘病してくれと書きました。
彼女は両親を自殺で失い、身内がおらず、友人は全てペット禁止らしく
て僕に頼ってきました。
余程の事だと思いましたし、僕が了解した事で１つ胸のつかえが取れ
たとの事でしたので、僕も気持ちを新たにして預かるワンちゃんも今我
が家に居るワンズも大事にしていこと思いましたし、彼女が気持ちを強
くして闘病出来る様に預かる子の写真や動画を送ろうと心に決めまし
た。彼女は波瑠を僕に託してくれた恩人でもあります。
今こそ恩返しの時です。
家内も快く了解してくれました。
ワンちゃんが来る前に早くエアコンが付かないかなと思います。
しかし・・・・・何故、あんなに良い人が・・・・・・・・・。
諸行無常ですね・・・・・・・・・。
小田和正 言葉にできない
