ボクシングのWBOフライ級タイトルマッチ(24日、名古屋市・武田テバオーシャンアリーナ)の予備検診が21日、同市内であり、3階級制覇の王者田中恒成(24)=畑中、同級1位のジョナサン・ゴンサレス(28)=プエルトリコ=とも異常なしと診断された。
田中は身長165センチと8センチ、リーチ163センチで4センチ、いずれも挑戦者を上回ったが「関係ない。スピードで圧倒して必ずKOで勝ちます」と話し、足早に会場を後にした。ゴンサレスは、減量を早くもフライ級のリミット(50・80キロ)まで進めた事を明かして「いつも自分より大きい相手と戦ってきた。後は勝つだけです」と気合十分だった。