武豊騎手(50)=栗東・フリー=が欧州の名門厩舎であるエイダン・オブライエン厩舎のブルーム(牡3歳)で「凱旋門賞」(G1・10月6日・仏パリロンシャン、芝2400メートル)に参戦することが決まった。
外国馬ではホワイトマズル(6着)、サガシティ(3着)に続く3度目の挑戦。武豊は「すごい話をいただきました。エイダン・オブライエン厩舎の馬で凱旋門賞に挑戦できるのは、とても光栄です」と目を輝かせた。
同馬は現在、クールモアが所有しており、既に重賞を2勝。英国ダービーも、2番人気で4着に入っている。JRA馬主でのキーファーズ・松島正昭さんが同馬の権利の一部を取得し、共同オーナーとなることで今回のコンビが実現した。
松島オーナーは「私は馬主になってから終始一貫“夢は武豊騎手で凱旋門賞を取ること”と言い続けてきました。その第一歩です」とコメントした。