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【スポーツ】

桃田賢斗、2回戦スペイン選手に快勝 バドミントン世界選手権

2019年8月20日 23時15分

男子シングルス2回戦 スペイン選手(手前)に勝利し、握手を交わす桃田賢斗

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 【バーゼル(スイス)平野梓】バドミントンの世界選手権第2日は20日、当地で行われ、男子シングルス2回戦で2連覇を目指す世界ランキング1位の桃田賢斗(24)=NTT東日本=はルイスエンリケ・ペニャルベル(スペイン)を2―0で下し、西本拳太(24)=トナミ運輸=とともにベスト16の3回戦に進出した。

 追い風が吹いた。男子シングルス世界ランキング1位の桃田は順当にわずか34分で快勝し、「ネット前の踏み込みも球もいい手応えがあり、ストレスなくできている」と納得の表情。しかも、3回戦で対戦するとみられていた北京、ロンドン五輪連覇の林丹(中国)が敗退。前回王者は運も味方に付け始めた。

 格下のスペイン選手を圧倒した。序盤からスピード勝負を仕掛けて8連続得点で一気にリードを奪った。以降は相手を後ろに下げるショットを多めに使って、その精度を確かめるなど余裕すら見せた試合運び。「いかに大会本番で使えるか、精度を高く打てるか。それを試したかった」

 最大のヤマ場になるとみられていた次戦も王者有利の状況で戦える。桃田は「林丹選手と対戦したかったので残念だけど、切り替えて準備したい」と気を引き締めた。

 

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