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323松濤本部前行動8.18/韓氏オモニの苦労をぶち壊しにした聖和記念式

■8月17日、清平で行われた真のお父様聖和7周年記念礼拝及び記念式には大きな変化がありました。今までなかったお父様の証が大きく打ち出されていました。7時からの記念敬礼式では、先回と同じく韓氏オモニが一つだけの椅子に座って敬礼を受け、上映されたビデオ映像も韓氏オモニだけのスピーチが集められたものでしたが、他に大きな違いがありました。それは、韓氏オモニがお父様に宛てた書信(手紙)を鄭元周(チョン・ウォンジュ)秘書室長が読んだことです。この書信の内容はお父様の証になっており、韓氏オモニがこのようにお父様の証をすることは近年初めてのことです。

この書信は、真の父母経からの引用であると司会の李基誠会長が初めに案内していました。元々の文章は2012年9月23日に韓氏オモニがお父様の聖和から21日目に発表したものです。この文章を土台にして、鄭元周が韓氏オモニと打ち合わせしながら作ったものだと思われます。ことさらに韓氏オモニの苦労を書き連ねているのですが、もし韓氏オモニ自身が書いたなら、このような表現にはならなかったでしょう。


□鄭元周:東から西へ、南から北へ、私は狂ったように世界を抱こうと歩みました。口の中がただれて、足が腫れて、立つことさえ出来ない困難がありましたが、私は休むことは出来ませんでした。お父様との約束「いくら大変でも私の代で終わらせて見せる」といった約束を守るためでした。必ず私が成し遂げて差し上げる!そのためなら私は変わらないと、数えきれない決意をしながら歩んで来ました。

お父様があまりにも懐かしいときは月を友に対話しながら、お父様の聖体の前に私が約束した「命がつきる日まで天一国をこの地に定着させます」と言った決意を固めながら歩んで来ました。そのように生きてきましたら、もう聖和7周年になりました。 (「聖和7周年でお母様がお父様に送る書信」2019.8.17)

■これは鄭元周が書いたからなのであって、徹底的に韓氏オモニを持ち上げ、韓氏オモニにゴマを擦る文章になっています。鄭元周は声を詰まらせながらこの文章を読みますが、普段から秘書室長として韓氏オモニと接しながら、このような姿勢で韓氏オモニを徹底的に持ち上げ、ゴマをすり、自分の立場を強固にしていることを窺い知ることができます。

聖和7周年記念敬礼

この文章中に「お父様聖和後、私は本当に言葉で言えないほど、私だけ残りましたという立場でした。まるで荒漠な砂漠で砂嵐が吹き、目を開けることもできない環境の中で、小さい針ひとつを探さなければならない心情でした」という箇所があります。これは韓氏オモニが2019年2月15日の天一国指導者総会で語ったものです。

□韓氏オモニ:しかしそうできなかった状態で、摂理を導いていかなければならない私の立場は一人きりでした。まるで荒漠とした砂漠に砂嵐が吹き荒れて目を開くことのできない環境で、小さな針ひとつを探さなければならない心情、皆さんは感じたことがありますか。そのような心情で、想像することができない、探さなければならない針を、私一人で探し出しました。(天一国指導者総会閉会式 2019.2.15)

ファンソンジョ

■敬礼式では、鮮文大学総長の黄善炸(ファン・ソンジョ)が長い報告祈祷を行いました。内容はお父様の聖和後、韓氏オモニが苦労してきたことを細かく述べた上で、それを思いやり、慰め、労り、感謝し、賞賛するものでした。きっと黄善炸は韓氏オモニの前に出る機会が少ないのかも知れません。

この報告祈祷に指名されたのが千載一遇のチャンスとばかりに、この先10年は現在の地位を保全できると思われるほどの、祈祷の名を借りた徹底したゴマ擦り振りでした。鄭元周も黄善炸も行事の代表に立つ場を利用して、韓氏オモニに露骨にゴマを擦っています。それは聞いている他の責任者もよく分かっていますので、次に自分達の番が回って来たなら、同じように悪びれることなく韓氏オモニにゴマを擦るのです。

最高権力者

この報告祈祷の中でも、黄善炸は「小さな針ひとつ」の話をしていました。9時からの記念式では司会役の尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)事務総長が冒頭でこの話をし、また鄭元周は敬礼式で読んだ書信をもう一度、記念式の場で感動的に演出して読みましたので、お父様聖和後の7年間を目も開けられない砂嵐の中で小さい針を探し出す苦労をして来たという言葉が、この記念式にあたり、韓氏オモニのイメージを作る基調テーマになっていたと言うことが出来ます。

■そこで、9時からの記念式ですが、お父様を大きく証していました。かつて見慣れていたようにお父様が登場する映像を使い、お父様の証を盛り込んだ表現であり、食口にとって、これこそが自然であり、当たり前に感じられる演出になっていました。

敬礼式表紙

韓氏オモニが独生女だと言い張り、どう頑張ってみても、摂理を推進して来たのは圧倒的にお父様の力によるものであり、韓氏オモニは付属的な存在に過ぎません。今回の記念式の演出もその通りを表現しており、韓氏オモニをそれなりに持ち上げようとはしていますが、あくまでも主体はお父様であり、韓氏オモニはその対象という枠を絶対に越えることはできません。お父様の生涯を普通に回顧しようとすれば、このようになるのが自然なことであり、今までが異常でした。

■では、今回なぜ軌道修正がなされたのでしょうか。それは、日本の献金問題が係わっています。韓氏オモニは世界で大会を行い、清平ではHJ天苑プロジェクトを進めています。いずれも大金が必要であり、それは日本の献金によって賄われています。ですから、日本の責任者には絶え間ない献金のプレッシャーが掛けられています。


そして、その一方では献金額は減少しているのです。韓氏オモニのためにというのでは力が出ません。やはり、献金額を伸ばすには、お父様を前面に打ち出すしかないのです。食口からも、オモニは世界に出て大きく迎えられているように見えますが、どうしてお父様の証をしないのですかという声が出始めています。

世界摂理の進展を聞かされても、それは日本人の献金意欲には結びつきません。「お父様のために頑張る」、やはりこれが日本食口の信仰の原点です。だから、お父様聖和7周年記念式では、お父様の証を大きく扱って欲しい。日本の幹部達の結論がこれなのです。この要望を出すことにしました。

地獄を見た徳野英治

■しかし、これはたいへんな冒険でした。2017年5月14日、有明コロシアムで開催された東京1万人大会当日、第1部公演が始まっている最中の来賓室で事件は起きました。(参考→No.125)当時、出征式で盛大に献金路程を出発していましたから、徳野会長は韓氏オモニにお父様の証をして下さいと頼みました。ところが韓氏オモニはいきなり泣き叫び、だったらお前がスピーチをしろと切れたのです。このとき徳野会長は地獄を見ました。

ですから、徳野会長は自分が出過ぎないようにして慎重に構え、幹部達の合議でまとめた形の要望として、上に伝えました。それを総裁秘書室で受けて韓氏オモニに打診し、韓氏オモニから小山田ゾンビに事情を確認するなどのやり取りを経て、今回の演出が決定されて行きました。

チョン・ウォンジュ

■韓氏オモニは世界で独生女の自分が受け入れられていると思っています。しかるに、アボジにいつまでもしがみついているのはどういうことなのだと、日本にネジ込みたいのですが、献金を伸ばすためにと説明されて、暗い情念を内側に押さえつけて忍耐することにしました。これで献金が伸びなかったなら、その時に怒りを爆発させるつもりです。

日本としては、もしこれで献金が伸びたとしたらどうするのでしょうか。お父様の証をしたおかげで献金が伸びました、これからもお父様の証をどんどんして下さいとでも言うつもりなのでしょうか。それは韓氏オモニを否定することであり、やはり韓氏オモニは逆上するでしょう。献金が伸びても伸びなくても、どっちに転んでも明るい未来はありません。

記念式表紙

■さて、今回の記念公演を見た韓氏オモニはいかなる感想を抱いたのでしょうか。献金のために譲歩したとは言え、不服な思いが湧き起こったことでしょう。目を開けることもできない環境の中で小さな針ひとつを探し出した、その針とは「お父様がメシヤなのではなく、私がメシヤである」ということでした。

世界中に宣布して回り、7年掛けてようやくやり遂げた独生女宣布なのに、それを韓氏オモニの目の前で盛大にぶち壊しています。記念式典の基調テーマとして、韓氏オモニ自身の言葉を使いながら持ち上げているようでいて、オモニはお父様の願いを果たすために砂嵐の中で苦労されましたという解釈に変え、その真意をねじ曲げているのです。

聖和7周年記念敬礼ボタン01

■ミュージカル公演の中で「ボタンの掛け違い」をキーワードにした一幕がありました。人類歴史がボタンの掛け違いから出発し、イエス様の時にボタンの掛け違いから十字架があり、現代においてはボタンの掛け違いからクリスチャンが使命を果たせなかったというストーリーです。このストーリーは韓氏オモニの下の言葉をモチーフにしています。

□韓氏オモニ:私が歩んできた50年の歳月は忍耐し、待ち焦がれる時間でした。皆さんはよく知らないでしょう。先ほど私が比喩をしました。間違って掛けられたボタンを解いて、再び合わせるまでに50年がかかったと言いました。(2019.4.20)

■しかし、韓氏オモニのこの言葉の真意は「お父様がメシヤである」というのがボタンの掛け違えであり「私がメシヤである」というのが正しいボタンの掛け方なのです。そのことをミュージカル公演ではっきり言う訳にはいきませんが、韓氏オモニの言葉の真意が曲げられていることに変わりはありません。

記念式ボタン02

□韓氏オモニ:「また来る」と言われた再臨のメシヤの前に、独り娘が現れなければなりません。女性が現れなければならないのです。ところが女性を無視しました。それゆえ摂理が完成できません。摂理の完成は独り娘から始まります。これからは明確にしなければなりません。(神慶尚国特別集会釜山教会2019.7.25)

■韓氏オモニは「ところが女性を無視しました」と語っています。韓氏オモニの人生には、女だからという理由で否定された、どれほど大きな壁が立ち塞がっていたのでしょうか。お父様に殺意を抱くほどですから、私達の想像を絶していることは確かです。だから、女の自分が本当のメシヤなのだという思い込みによって、過去に対して復讐をしているのです。世界中に独生女を宣布して回る強力なエネルギーは、その恨みから生じていると言えるでしょう。

そして目を開けることもできない砂嵐の中で、ようやく小さな針ひとつを探し出したと思い込んでいます。ようやくイスラム教徒やクリスチャンが自分を受け入れてくれたと思い込んでいます。

記念式お父様

□韓氏オモニ:私に対して確信が立ったのは、数年にしかならないでしょう。正直に話してみて下さい。私は、許してあげましょう。(2018.9.5)
□韓氏オモニ:摂理の真実、歴史の真実を明らかにすることで理解させるのに6年かかりました。(2019.2.17)

■韓氏オモニのその達成感が、今回の記念式行事で見事にぶち壊されたと見ることができます。韓氏オモニはまたもや自分が無視されたというトラウマに襲われているでしょう。それも死んでこの世にいないはずのお父様のせいであり、それを言い出した日本人のせいなのです。日本の幹部達はいずれ復讐を受けるでしょう。

有明コロシアム来賓室で地獄を見た徳野会長以外は、幹部といえども韓氏オモニの暗い情念を知りません。韓氏オモニひとりの、この情念に引きずられてお父様が死に、神様の摂理が破壊されました。幹部責任者は自分達が担いでいるのは悪魔であることを知るべきです。知ったなら、即逃げたくなるはずです。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
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