白崎彩子&中村健吾in山形 | 暑いですなあ

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山形テルサ 2Fホールは、レイモンド・マクモーリン以来。
白崎彩子さんは、デビューCDを買っていたこともあり

山形のジャズ喫茶オクテットでの縁でナマで聴けることになりました。白崎彩子さんはN・Y在住で一時帰国してのデュオコンサート。

1セット
①オール シングス ア ユー
②シュガーレイ   F・N・Jr.作
③りんご追分
④オレオ
⑤ソフィスティケイティッドレディ  D・エリントン作(ピアノソロ)
⑥アルマンドのルンバ  C・コリア作

2セット
①アイ ウィル  中村健吾作
②テイクファイブ(与作)
③パッヘルベルのカノン〜コンファメーション
④ダニーボーイ
⑤イットクッドハプントゥーユー

アンコール
ナシメント(B・ハリス作)〜与作セカンドバージョン。



なんかメジャーリーグのベースボールを見ているような演奏。レベルの高い上での遊び心がある。ピアノの白崎彩子とベースの中村健吾さんの音の会話を聴いているようだ。美空ひばりのりんご追分やテイクファイブが与作と妙にマッチしていたりとか。
オレオは、テーマが出てくるまでなかなかわからなくて、途中にソルトピーナッツなどバップの曲を入れたりと、神々の遊びみたいな演奏。
白崎彩子さんソロのエリントン作ソフィスティケィティッドレディは、白崎さんがスイスで演奏していたときに、あのポリーニからリクエストされて弾いた曲。
ダイナミズムと繊細が入り混じって、それでいて絹のような柔らかさのピアノのタッチ。
アルマンドのルンバは情熱的に。
遊び心満載でパッフェルベルのカノンからコンファメーションの演奏も楽しい。ダニーボーイは中村健吾さんのアルコ弾き。
ファーストパウエルからイットクッドハプントゥーユーは超高速。

アンコールはバリーハリスはナシメント。観客もテーマのリズムに手拍子で参加。そのまま終わらずに与作セカンドバージョンへなだれ込む。

高いレベルの演奏の上での神々の遊びみたいなコンサート。
メジャーリーグの日本人演奏家の2人のデュオを堪能しました。