「勇人は赤が似合うね」
13歳の時にユニクロの真っ赤なパーカーを買い、それを母親に褒めてもらったのを今もハッキリと覚えています。
あの出来事がオシャレに目覚めたぼくの原体験だったのです。
それからたった2年後、たかが中坊が生意気にシュプリームのTシャツやパーカーを着込むようになり、初めは微笑ましく見ていた母も「アンタ、どこまで行くのよ。。。」と見事にドン引きするようになってしまいました。
子供の成長は、親の期待を裏切ってからが始まりなのかもしれません。
そんな親の気持ちを置いてきぼりにしてぼくは高校~20代前半までWARP、オーリー、SAMURAI、ジャック、smart、Boonをはじめとするあらゆるファッション雑誌を読みふけりました。
みるみる知識を身につけていくぼくが最も尊敬していたのがニューヨークのスケーターやラッパーのファッションだったのです。
そして、彼らはファッションと同様に「アート」も愛していました。
そんな彼らの後を追うようにぼくもアートに関心を持ち、アート雑誌や美術館に足を運ぶようになったのです。
それから10年、まさか31歳で自分がアートを「観る側」ではなく「作る側」になるとは夢にも思っていませんでした。
そんなぼくは画家になってから真っ先に「ニューヨークで個展を開催すること」を目標に描きました。
絵を始めてまだ間もないアーティストがアートの本場でもあるニューヨークで個展を開催したいなんて、身の程知らずだと重々承知しています。
しかし、学生時代に強く影響されたニューヨークの文化はぼくのあこがれであり、アートの原点そのもの。
ニューヨーク個展はぼくにとって乗り越えるべき試練なのです。
また、ぼくはニューヨークでただ個展を開催したいだけではありません。
本場の洗礼を受ける結果になるかもしれませんが、ニューヨーカーに自分のアートがどれだけ通用するかをどうしても確かめてみたいのです。
ですから、「ニューヨーク個展で作品を買ってもらうこと」を最大目標に掲げました。
そして、個展後もぼくのアーティスト人生はずっと続いていくので、アートの本場で結果を出したことを確かな実績にしたいのです。
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これがぼくのどうしてもニューヨークで個展をしたい理由です。
ぼくは学生の頃から憧れていたニューヨークという地で個展を開催するチャンスをどうしても掴みたいです。
それに大きく関係するクラウドファンディングを近日、開始する予定でいます。
ミヤハヤがんばりますのでぜひ見守っていただけたら幸いです。
押忍!
ミヤハヤ