こんにちは、画家のミヤハヤです。
ぼくは昨年の12月にこれからは写真家になると言って写真活動を始めました。
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その宣言から2ヶ月が経ちましたが、やっぱり写真家は辞めます!
10万円以上のカメラを買ったのに全然動かなかった。
上記のブログにも書きましたが、写真を始めるにあたって友人のプロカメラマンに相談してプロも使っている質の高いカメラを思い切って購入しました。
お値段は10万円以上。
それではじめは勢いよく写真も撮っていました。
ツイッターにも作品をアップしました。
しかし、すごく恥ずかしい話ですが、すぐに「撮りたい」という意欲が失われました。
画家活動をしていると自然に「こんな作品を描きたい!」というモチーフが浮かんでくるんですが、写真にはそれが浮かばなかったんです。
写真に対する熱意が無かった
先月下旬にある人の写真展にお邪魔しました。
その写真展にはとても素敵な写真がたくさん飾られていました。
そこでその写真家さんとわずかな時間ですが話をすることができました。
その時にその方が写真家になりたての頃の話をしてくださったんです。
その方が写真家になろうと決意した時は「被写体にしたいとおもったあらゆる人に自分から声をかけ、写真を撮りまくった」のだそうです。
その方の話してる姿勢や写真を初めてわずか半年程度で個展を開催している行動力からも写真に対する熱意が感じられました。
ぼくはそれを聞いた時に自分が画家になった頃を思い出しました。
たしかに画家になった時は自分もとにかく作品を描いてSNSにアップするようにしていました。
そして、画家になって8ヶ月で思い切って個展も開催しました。
それでは、そのような熱意が写真にあるかと問うと「NO」でした。
その写真家さんとお話してから「もう写真家は辞めておこう」とおもったのですが、ブログで宣言してしまったあまり言いにくすぎて本日まで引っ張ってしまいました。
相談したカメラマンの友人や自分の写真を楽しみにしてくれた応援者のみなさんには大変申し訳ない気持ちです。
全ては勢いに任せてブログで宣言してしまった自分の責任。
本当に申し訳ありませんでした。
カメラはプレゼントしました
それじゃせっかく購入したカメラはどうするんだ?という話になるとおもいます。
フリマアプリなどで販売しようとも考えましたが、今回の場合、安易にお金に変換しようとするのは自分の中で違うとおもいました。
なので、お金には換えずに仕事上でカメラを必要としている日頃お世話になっている友人がいたので、その人にプレゼントしました。
せっかくしっかり相談した上で購入したカメラなので有効活用してくれる確率の高い、信用できる人に引き渡すことを選んだのです。
絵画以外の手段はこれからも模索します
そもそもぼくが写真を始めようとおもったのは「作品の絶対数を増やしたい」という気持ちと「自分の世界観をよりたくさんの人に伝えたい」という想いからでした。
残念ながら写真には、それだけの熱意を注げないと断念しましたが、これからも絵画以外の表現手段を模索しようとおもいます。
4月の個展に一作だけ写真作品を展示します
また、写真家は辞めてしまいましたが、どうしても個展に展示したい写真作品が一つだけあります。
その作品を4月の個展で展示する予定なので、お時間ある方はぜひ観に来ていただけたら嬉しいです。
ミヤハヤの最初で最期の写真作品です。
辞めてばかりの自分ですが、これからも地道にアート活動していきます
ラッパーに続いて写真家も辞めてしまいました。
今回のブログを読んで呆れた方もいるとおもいます。
改めてになりますが、自分を応援してくださってるみなさんにはとても申し訳ない気持ちです。
ごめんなさい。
4月に開催する個展はみなさんに何か感じてもらえるようなモノにしますのでそちらを楽しみにしていただけたらありがたいです。
今後も画家として地道に活動していきますので引き続き見守っていただけると嬉しいです。
ミヤハヤ