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安全に対する取り組み

運輸安全マネジメントに関する取り組みについて
63期(平成30年10月1日~平成31年9月30日)

当社は「安全・安心なバス会社」を構築するため、運輸安全マネジメントに基づく安全輸送の徹底に取り組んでまいります。

Ⅰ.輸送の安全に関する基本方針

社長及び安全統括管理者は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、安全を構築するための組織体制を整備するとともに、安全に関する基本的な方針を次のとおり定める。
当社の基本理念である「お客様に、安全、快適、満足を提供し地域に密着した愛される企業を目指し」不断の努力を重ねます。

さらに、「安全」は信用への源であることを肝に銘じ

  1. 安全を最優先する組織の構築
  2. お客様を第一に考えた安全、快適、満足の提供
  3. 安全を支える社員の能力向上と健康の保持
  4. 関係法令の遵守

を社員に周知させるとともに、全社員が一丸となり、絶えず「安全の確保及び向上」に努め、公共交通機関としての社会的責任を果たします。

Ⅱ.輸送の安全の確保への取り組みについて

平成30年9月28日、安全統括管理者を座長として社長及び管理職の出席の下、「安全輸送対策会議」を実施し今期発生の事故件数、事故原因の究明を行ない、来期へ向けた「重点目標」と「安全目標」の策定、事故防止に向けた取り組みの強化を行ないました。

1.重大事故ゼロを目指すのはもちろんのこと、ヒューマンエラーによる接触事故及び車内事故の防止に努めております。

重点目標

(1) 重大事故ゼロの達成。 (2) 物損事故の前年比50%削減 (3) 健康起因による事故ゼロの継続

安全目標
  1. 「人身事故・車内事故」のゼロを達成しよう!!
  2. 「飲酒運転」の完全撲滅!!
  3. 「バック事故」をはじめ、自損事故の防止・減少に努めよう!!
    ※「交差点ならびにバック時の多段階停止による安全確認の徹底」
  4. 法定速度の遵守と車間距離の十分な確保を徹底しよう!!
    ※3秒間、4秒間の車間距離で急制動・衝突を回避し「危険を予測」出来る余裕を作ろう

2.輸送の安全に関する目標及び事故発生状況(有責事故)

  種別 目標 発生
62期
(平成29年10月
~平成30年9月)
死亡・重大事故 0 0
飲酒運転 0 0
人身事故 0 0
物損事故(有責) 20 27
63期
(平成30年10月
~平成31年9月)
死亡・重大事故 0  
飲酒運転 0  
人身事故 0  
物損事故(有責) 14  

   ※62期 自動車事故報告規則第2条に規定する事故件数は有りませんでした。

Ⅲ.輸送の安全を確保するための計画

1.輸送の安全に関する措置

  1. 本社において月2回業務連絡会義を開催いたします。この会議では安全統括管理者はじめ統括運行管理者、 運行管理者及び各部門の管理職が出席し、発生事故の内容報告および分析を行いながら事故原因の究明と防止対策を討議すると共に安全性向上に関する意見交換等を行い、施策を講じています。
  2. 春、夏、秋、年末年始にそれぞれ交通安全運動を展開。また、長距離の梯団運行出発の際には安全統括管理者による点呼立会を実施。さらに、年末年始の安全総点検におきましては、安全統括管理者による職場巡回を行い、取り組み状況の確認と乗務員及び現場管理者との意見交換を行います。
  3. 実際に現場で起きたヒヤリハット体験を乗務員から収集し、安全教育及び事故防止運動に活用致します。
  4. 9月に統括安全管理者を座長として社長及び管理職で構成される「安全輸送対策会議」を開催し、それぞれの所管業務に係る情報の伝達及び共有を図ると共に、輸送の安全に関する計画の策定、実行、確認及びこれに基づく改善を確実に実施致します。

2.運行管理者への教育

  1. 独立行政法人自動車事故防止対策機構が実施する運行管理者一般講習を受講いたします。
  2. 自動車事故対策機構等、公的機関が実施いたします各種セミナーに積極的に参加させ、安全運行に対する意識向上を図ります。

3.乗務員教育の実施

  1. 運転士に対して、独立行政法人自動車事故対策機構が実施する適性診断及び特別診断を計画的に受診させ、その結果に基づき個別に指導・助言を行ないます。
  2. 年2回、全乗務員を対象にした乗務員研修会を実施し、安全運転と接客向上に向けた取り組みを実施します。

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  3. 年2回、安全統括管理者他と乗務員代表との意見交換の場を設け業務上の問題点の改善に努めます。
  4. 新規採用運転士に対しましては専任乗務指導員による初期教育を実施します。

4.運転士の再教育の実施

  1. 事故惹起者並びに苦情を発生させた者に対しては再教育(事故、苦情の原因究明及び再発防止に対する意識と運転技能の向上を図る指導)を実施します。

5.飲酒運転の撲滅対策

  1. 始業、終業点呼時のアルコール検知器による検査を確実に実施すると共に、宿泊先等での出先非対面点呼時には、本人の顔が認識できるモバイル型のアルコール検知器を使用して、測定データ、顔写真を瞬時に点呼室へ転送する管理を実施致します。
  2. 使用するアルコール検知器につきましては点検を行い、電源が確実に入ること及び損傷がないことを確認し、故障がない状態を保持しております。また、定期的に校正を行い精度の維持に努めております。
  3. 点呼時にアルコールが検知された者につきましては、個人指導及び規定に基づいた処分を行い、飲酒運転の絶滅を図ります。

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6.車両点検・整備

  1. 自社整備工場において、法定点検項目の他に独自項目を定め、安心と安全の向上に努めます。

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7.内部監査並びに運行業務点検の実施とその後の対応

  1. 運行管理をはじめ労務管理や勤務処理が関係法令や社内規程に照らし適切に処理されているか、 安全運転や健康管理についての指導状況や関係帳票が適正に管理・保管されているか、 運輸安全マネジメントを念頭に入れた管理体制がとれているか等チェック致します。

なお63期につきましては、平成30年12月26日に総務部長、営業部次長が、各営業所を訪問し、「輸送の安全に関する内部監査」を実施した結果、各営業所共に関連法令、規則遵守及び運輸安全マネジメントの趣旨を十分理解した上で、輸送の安全に取組んでおり、概ね安全管理体制は機能している事を確認致しました。

8.輸送の安全に関する予算等の投資

  1. 62期についてはバック時の接触事故防止策として、「超音波ソナーシステム」を1台試験的に導入したところ好評であった為、63期も継続的に装備し当社の事故原因の大きな割合を占める後退時の事故防止減に努めていきます。
    又、63期は最新の安全装置「PCS」「ドライバーモニター」「車線逸脱警報装置」に加え「EDSS(ドライバー異常時対応システム)」を装備した新車2台導入を予定しておりさらに、お客様への「安全・安心」に対する取組を強化して参ります。
  2. 62期に初めて「茨城県安全運転中央研修所」で実施された安全研修に当社として2名派遣したところ非常に貴重な研修だったとの事から、63期も継続して2名派遣し、より一層の安全意識向上に努めていきます。

Ⅳ.安全管理規程および輸送の安全に関する組織、連絡体制

  1. 安全管理規程は資料1の通りです。
  2. 輸送の安全に関する組織・連絡体制は資料2の通りです。

Ⅴ.安全統括管理者

取締役営業部長 野田 一博

Ⅵ.行政処分の公表

該当なし

Ⅶ.平成29年12月20日、日本バス協会認定の「貸切バス安全評価認定制度」において「3つ星」の認定を受けました。更に平成31年は「3つ星」継続獲得を目指し更なる安全運行に徹して参ります。

セーフティーバス

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~安全は輸送業務の最大の使命である~

 

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