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2019年8月20日 紙面から
守備練習で声を出して打球に駆け寄る小笠原(小沢徹撮影)
中日は20日から巨人との3連戦(ナゴヤドーム)に臨む。2戦目の先発が予想される小笠原慎之介投手(21)は、巨人・菅野とプロ入り後5度目の投げ合い。神奈川・東海大相模高の先輩に投げ勝ち、昨年7月以来の復活星をつかむ決意をにじませた。3戦目の先発が濃厚なドラフト2位・梅津晃大投手(22)は、球団史上3人目となる新人の初登板初先発からの2連勝を狙う。
完全復活を印象づけるのに、これ以上ない舞台が整った。巨人戦、対菅野、そして本拠地。高揚する気持ちを抑えながら小笠原が口を開く。「投げ合う相手が菅野さんでも僕がやることは変わりません。勝てるように頑張ります」
菅野とは過去4度投げ合い1勝2敗。もう1試合は両投手とも勝敗がつかなかった。唯一の白星は昨年7月28日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初完封を挙げた試合。この勝利は小笠原が挙げた最後の白星でもある。再び歩みを進めるために乗り越えねばならない存在でもある。
さらに遠ざかっている本拠地での白星の味もかみ締めたい。ナゴヤドームでの勝利は2017年9月19日までさかのぼる。これも巨人戦。プロ初完投を飾った試合だ。「昨年はビジターばっかりしか勝てなかったので」。これからは地元の竜党も沸かせたい。
昨年9月に受けた左肘遊離軟骨除去手術と左肩痛から復帰し、10日のDeNA戦(横浜)でようやく今季1軍初登板。5イニング0/3を6安打2失点と試合はつくった。復帰登板にしては及第点。だがチームが敗れ、発した言葉は「全然ダメ」。早すぎる降板、さらにイニング途中の交代は、完投を念頭に置く左腕にとっては納得できない結果。試合をつくり、少しでも長いイニングを投げきることを目標に定める。
この日はナゴヤ球場で行われた一部投手の練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで体を動かすと、ナゴヤ球場屋内練習場のブルペンで変化球を交えながら41球。「まだまだですけど、あまり力感なく投げられたかな」と手応えを口にした。見守った赤堀投手コーチも「状態は上がってるので、楽しみですね」と期待を寄せる。
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