I-O DATA GV-MVP/XS3W 復活! | masashik0305のブログ

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以前、ここで書いたかも知れませんが、PC用のTVチューナーボードであるI-O DATAのGV-MVP/XS3W(とXS2W)を持っています。

Windows10をクリーンインストールして以降、まともに使えなくなったので2年近く放置していましたが、この度、復活しました!

GV-MVP/XS3W用のソフトであるmAgicTV Digitalですが、以下のような特徴を持っています。

・初回のインストールは製品に同梱されたCDからの導入が必須。
 CD以外から導入しようとしても出来ません。
・バージョンアップのみでも導入後は「初期設定」作業が必須。
 これをしないと更新マネージャーが動きません。
・バージョンアップは以下の3種類のいずれかで提供。
 -ドライバーを含むフルパッケージ版
 -直接更新可能なアップデーター
 -更新マネージャーからのみ更新のアップデーター
 

ちなみにWindows10サポートは2015/12/07リリースのver6.14から。
最新版は2018/12/11リリースのver6.16、そして、製品に同梱されていたCDは2012年リリースのver6.00。
2012年と言えばWindows8がリリースされた年ですから、ver6.00は良くてWindows7対応、Windows8には対応していないと思います。
6.00から6.14に一気には上げられないので、段階を踏んで上げていくしかありません。

 

整理すると、

1. CDからmAgicTVのインストールが正常に完了すること

2. 「初期設定」が正常に完了すること

3. 更新バージョンの導入が正常に完了すること

が、Windows10でmAgicTVが動作する条件になります。

 

Windows10にWindows7用のソフトを入れて、ソフトの機能を利用して、徐々にアップデートしていく事自体にそもそも無理がありますよね。

最初はver6.00から地道に上げていったのですが、上記の2.と3.の間でおかしくなり、OS含めて何度入れ直しても正常に動作させる事が出来なかった為、サポートに最新のCDを要請し、ver6.13のISOファイルを頂きました。

ところが、今度は2.で「初期設定」アイコンすら反応しなくなった為、断念していました。都合20回近く、OSを入れ直しています。。。


復活のきっかけは、最新のmAgicTV 10なるものがGV-MVP/AZに添付されており、GV-MVP/AZとGV-MVP/XS3Wを使いmAgicTV 10で同時録画したという記事をPC Watchで見掛けた事でした。

mAgicTV 10がGV-MVP/XS3Wで動くならば、それを特例で頂けないかと頼んでみた訳です。
結果は・・・・何度依頼してもダメ。

予想はしていましたが、というのも、GV-MVP/XS2Wの後継製品であるGV-MVP/XS3WはXS2Wとハードは同一(デバイスマネージャでもmAgicTVでもどちらも「GV-MVP/XSW」として認識されます。)で、違いは付属ソフトのバージョンだけだからです。


要するに、GV-MVP/XS2Wを持っているが、製品付属のソフトのバージョンが低過ぎて、使用したいOSで初回導入すら出来ないという場合、後継製品のGV-MVP/XS3Wのソフトなら対応しているので、そちらをどうぞ、というマーケティング手法な訳です。
今回も、どうしてもmAgicTV 10が欲しければ、GV-MVP/AZを買うしか無いという事なのでしょう。

トラブルについては、サポートから「更新マネージャーで最新を試してはどうか」と提案されました。

「初期設定」が出来ないのですから、当然更新マネージャーが動く状況になっていないのですが。。。
また、ハードの確認をするから、元払いで発送して欲しいとも。

Windows10をクリーンインストールしたi7-4790Kでも試しましたが、初めは「初期設定」が出来ないという同じ症状が発生。

やがて、mAgicTVの一部として導入される「Corel TVX」の導入でエラーが出て、当然mAgicTVのインストールも失敗し、「初期設定」アイコンすら作成されない事態になってしまいました。

 

これに対するサポートの見解は「「初期設定」が失敗するのは「Corel TVX」導入が失敗しているからでは?」でした。

「Corel TVX」の導入に失敗していれば、「初期設定」の失敗以前に「初期設定」を始める事も出来ないのですが。。。

いい加減にも程があります。頭悪いんでしょうか?


カードの初期化も複数回実施していますし、デバイスマネージャーでは、ハードは「正常に動作しています」となっており、

 

これはver6.13のCDの問題では?と考え、手持ちのアップデートの中で最新のフルパッケージから上げようと決意。


CD以外から初回インストールする方法も発見し、手持ちのフルパッケージ版アップデートであるver6.09をインストール。

なんだ、「初期設定」成功するじゃないですか。

すると、更新マネージャーがver6.12を見つけて来てver6.12に。
ver6.12の更新マネージャーではそれ以上新しいバージョンを見付けて来ないので、ver6.15をダウンロードして手動でアップデート。
ver6.15の更新マネージャーが今年12月に2年振りにリリースされたver6.16を発見し、アップデート。

 

晴れて、Windows10で動作するようになりました。


ここに表示されるバージョンとアップデートのバージョンの整合性が取れていないのもいかがなものかと思いますが。

 

長い間使っていなかった為、使い方を忘れていましたが、徐々に思い出して来ました。

 

デバイスの状況はこちら。

XSWのWはダブルチューナーの意味ですから、冷静に考えるとGV-MVP/XSWが4つ表示されるのはおかしいですね。これだとチューナーが8個という意味になってしまいます。

 


結果的には、I-O DATAのサポートから提供されたver6.13にBUGが有り、2年近く棒に振ったという事なのですが、根本的には、初回導入は製品同梱のCDからのみ、それ以降のバージョンもフルパッケージだったり、更新マネージャーでのみ提供したりと、希望のバージョンをクリーンインストール出来ないら設計になっている事が原因だと思います。

希望のバージョンのisoファイルなりが用意されていれば、こんなことは起き得ないのですから。

ソフトのアップデートをこんな方法にした人間はソフト開発を止めた方が良いですね。センス無さすぎです。

 

一方、これまで使っていたPIXELAではStationTVXを操作するとかなりの確率でWindowsがフリーズするという現象が発生していて、ハラハラドキドキしながら使っています。

 

HDDレコーダーを作られている家電メーカーの偉大さを改めて感じる今日この頃です。