スポーツクライミングの世界選手権第7日は18日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で20人による女子複合の予選が行われ、野口啓代(あきよ、30)=TEAM au=が2位、森秋彩(あい、15)=茨城県連盟=が5位、伊藤ふたば(17)=TEAM au=が6位、野中生萌(みほう、22)=XFLAG=が8位で決勝に進んだ。東京五輪日本代表選考会を兼ね、男女各最大2枠のうち、7位以内に入った日本人最上位が代表に決まる。
スピード、ボルダリング、リードの3種目の総合順位で争う複合で、予選2位の野口は「リードでミスするのがすごく怖かった。今は決勝に残れたことがうれしい」とホッとした表情を見せた。東京五輪で現役を引退する意向で、今回が最後の世界選手権となる。「21日が世界選手権最後の一日なので全部出し切りたい」と意気込んだ。 (広瀬美咲)