▽18日、長野県軽井沢町・軽井沢72G北C(6705ヤード、パー72)▽晴れ時々曇り、27度、東南東3・1メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽52選手(うちアマ3人)▽観衆6786人
穴井は3打差8位から7バーディー、ノーボギーのベストスコア65。プレーオフに持ち込んで、1ホール目2オン2パットのパーセーブで勝利を手にした。「トップに追いついてやろう、という気持ちでスタートしたけど、まさか勝てるとは思ってなかった。初めてのプレーオフで、手足がガクブルでした」とホッとした表情を浮かべた。
2017年いっぱいで所属会社がツアーサポートから撤退、以降使用クラブ選びに悩み続ける日々だったが、今季は開幕時からドライバーショットが安定。最後までしっくりこなかったアイアンも、米ツアーからミズノ製を個人で逆輸入した。
「(ブルックス)ケプカも使ってるJPXツアー。5番からPWまで6本で9万5000円ほどでした。それを微調整して、今週のライ角調整で、ついに気分よく打てるようになったんです」というタイミングでの2年ぶりVだった。
シーズンオフのトレーニングの成果で「今年は体のバランスがいい」という今季は、これで賞金ランク4位に浮上。今季目標を渋野と同じ「年間獲得賞金1億円突破」に定めている。