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【サッカー】

4カ月ぶりでも麻也らしさ CBでフル出場

2019年8月19日 紙面から

リバプール戦に先発し、ヘディングでゴールを狙う吉田麻也(中央)=サウサンプトンで(AP)

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◇イングランド・プレミアリーグ リバプール2-1サウサンプトン

 【サウサンプトン(英国)原田公樹】イングランド・プレミアリーグは17日、7試合を行い、DF吉田麻也(30)のサウサンプトンはホームでリバプールに1-2で惜敗した。吉田はセンターバックとして先発に復帰し、攻守に奮闘してフル出場したが、チームは2連敗。FW武藤嘉紀(27)のニューカッスルは敵地でノリッジに1-3で敗れ、2連敗した。武藤は後半22分から途中出場したが、活躍できなかった。

 惜敗して、吉田は悔しそうだったが、達成感もにじませた。「ゲーム中、徐々に慣れ、勘を取り戻した。後半は、すごくやりやすくなった。ただ後半のプレーを立ち上がりから、やらなきゃいけない」。昨季終盤は肺炎を患い、戦線離脱したため、シーズンオフをはさんで4カ月ぶりのプレミアリーグだった。相手のリバプールは、3日前に酷暑のイスタンブールで欧州スーパーカップを120分間戦い疲労していた。とはいえ、攻撃は速かった。

 結局、サウサンプトンはミスなどで2失点したが、吉田個人ではノーミス。攻撃でも絶好のヘディングシュートや、ビルドアップなど、随所によさを見せた。ハーゼンヒュットル監督も「今日の守備陣には、吉田のような経験ある選手が必要だった。今日の敗戦はこの守備陣のせいではない」と評価。視察に来ていた日本代表の齋藤俊秀コーチも満足そうだった。これで次戦24日のブライトン戦も先発の可能性が高まった。

 

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