あおり運転 暴行男と同乗女を移送 「殴ったことは間違いない」
高速道路であおり運転をして、無理やり車を停止させたうえ、相手の男性を殴るなどした疑いで逮捕された男の身柄が、茨城県内の警察署に入った。
19日午前0時すぎ、宮崎文夫容疑者(43)を乗せた車が、茨城・取手警察署に入ってきた。
宮崎容疑者は、顔を両手で隠していた。
宮崎文夫容疑者は、8月10日、茨城県内の常磐自動車道であおり運転をして、無理やり車を停止させたうえ、相手の男性を複数回殴り、けがをさせた疑いが持たれている。
警察は公開手配の末、18日午前、大阪市東住吉区の自宅兼事務所のマンションから出てきた宮崎容疑者を逮捕した。
宮崎容疑者は、「押さえつけるのはやめてください。逃げませんし、隠れません!」、「どこに行ってもお話ししますから。自分の言い分と相手さんの言い分も全部聞きますから」などと話していた。
茨城県警取手警察署に身柄を移された宮崎容疑者は、調べに対し、「殴ったことは間違いない」などと容疑を認めている。
また、交際相手の喜本奈津子容疑者(51)も、18日夜、宮崎容疑者をかくまった犯人蔵匿隠避の疑いで逮捕された。
喜本容疑者は、宮崎容疑者が男性を殴った現場にいたことを認めていて、警察は事件の経緯などをくわしく調べる方針。