こんばんは(´･ω･｀) 　今日は番外編でマグネット運営さんからの公式連載の話をします。 　タイトルは『異世界スポーツ～レトロゲーマーこそ最強です』です。 　この作品は『小説家になろう』からの転載らしいのですが、まず感想を書きます。 　 　滅茶苦茶面白い！ 　少年漫画の王道じゃん！ 　これは公式連載ですね！ 　これは率直な意見です。 　凄く読みやすくテンポもいいですし、難しい言葉は一切使っていません。 　ですので、シコティー論『小学生でも分かるお話』になりますね。 　で、この作品の画期的な手法で『コンボ』があります。 　とりあえず『コンボ』と書けば試合は終わります、はい。 　え？　描写は？　どこにあるの？ 　読者の想像力を豊かにするためにこの手法が取られてるんです！ 　本当に凄いですよ？　正面からの攻撃なのか、側面からなのか、背面なのか分かりません。 　『コンボ』ってどんな『コンボ』なのかは読者さんに投げてます。 　新たな境地を感じますね、はい。 　つまり、『緻密な描写の完全廃止』なんですよ。 　 　例えばこの文章を例に出します。 　まだ未公開の作品の文章ですが、いい例になります。 ---------------------------------------------------------------------------------- オルガの全身からバチバチと音を立てながら金色の雷が迸る！ 　漆黒のハルバードに神聖さを感じさせる青い雷が宿る！ 　【青き雷光】の異名の如く、今のオルガは雷を自由自在に使いこなす使い手。 　いや、使い手ではなく、雷の支配者たる存在へと化した。 「ヒュ～♪　中々やるじゃないか？　さぁ、俺を楽しませろ！　早く俺を殺しにこい！」 「ガハハハハハ！　ダンテよ！　感謝する！　久しく全力で戦える喜びを与えてくれたことに感謝するぞ！　行くぞ！　雷覇神撃斬＜サンダントゴッディスラッシュ＞！」 　ダンテに急接近し、一刀両断でハルバードを振り下ろすオルガ！ 　見事に捉え、ダンテがいた場所は雷が地上へ落ちたかのような衝撃が走る！ 　ダンテはその一撃で消し炭になり黒墨と化し、その灰は風に飛ばされていった。 ---------------------------------------------------------------------------------- 　これをマグネット公式連載風にします。 ---------------------------------------------------------------------------------- 　オルガは戦闘準備が完了した。 　 「ヒュ～♪　中々やるじゃないか？　さぁ、俺を楽しませろ！　早く俺を殺しにこい！」 「ガハハハハハ！　ダンテよ！　感謝する！　久しく全力で戦える喜びを与えてくれたことに感謝するぞ！　行くぞ！　雷覇神撃斬＜サンダントゴッディスラッシュ＞！」 　オルガのコンボが炸裂！ 　ダンテは消し炭になってしまった！ ---------------------------------------------------------------------------------- 　如何でしょうか？ 　これが俺の書き方と、公式連載作家さんの書き方になります。 　無駄な文章を全て廃したことにより、文章の簡略化になってるわけです！ 　戦闘動作は読者様次第！ 　とりあえずフルコンボだドン！ 　この手法を悪く言いません。 　「あ、これがなろう風なんだ」と考えさせられた文章です。 　如何に簡略化するか重きがあるんでしょうね。 　あと、この公式連載作品は全く推敲しておりません。 　何度もシコティーが誤字脱字報告しました。 　 　結果として、素晴らしい書評で紹介されたわけですね。 　この書評は読み込まないと書けません、絶対に。 　本当にお疲れ様でした……。 　さて、ではシコティーは戦闘描写を簡略化させるか？ 　答えはNOです。 　最低限の情報を読者に伝えるのみに留めます。 　何故ならば、最低限の情報で読者様に想像させたいからでもあります。 　故に『コンボ』だけの文書はアウト。 　格闘ゲームやったことある方なら「？？？」ってなりますからね？ 　最後に、この作品はストーリーは面白いですよ？ 　それにエロ描写は上手ですね！　勃起描写や主人公が臭いフェチなのが丁寧です！ 　が、肝心の戦闘描写は致命的にアウトですね 　それならエロ路線頑張ればよくね？　ってなります、正直な感想として。 　あと、校正しない作家はどうなのかと？ 　これでお金を貰おうとしてるんですよ？ 　舐めてるの？　って正直思いました。 　もし、ご興味があればマグネットで見てください。 　面白いので、『コンボ』を楽しみましょう＾＾