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【高校野球】

星稜・奥川の連投はあるのか 98年横浜・松坂のケースは…

2019年8月17日 19時22分

6回表智弁和歌山2死一、三塁、徳丸を三振に仕留めガッツポーズでベンチに戻る奥川

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◇17日3回戦 星稜4-1智弁和歌山

 165球完投の星稜・奥川は17日、翌日に控えた準々決勝・仙台育英戦の登板について林監督の指示に従うとした。中0日の登板はあるのか。今回と似ているのが1998年夏の横浜・松坂(現中日)のケースだ。

 松坂は準々決勝のPL学園戦で250球で17回完投。疲労を考慮され、翌日の準決勝・明徳義塾戦はベンチスタートとなった。だが、0―6の8回に味方が4点を奪うと、9回に登板。疲れを見せることなく146キロの速球で1イニングを封じると、その裏、一挙3点を奪って逆転サヨナラ勝ちした。そして翌日に行われた決勝の京都成章戦でノーヒットノーランを達成。当時は休養日がなく、松坂にとっては3回戦の星稜戦から4連投となっていた。

 今回の奥川は球数も松坂より少ないが、先発回避は濃厚。当時の横浜のようなドラマが再現されるか。

 

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