今大会初採用となったタイブレーク制度。甲子園では昨年のセンバツから採用され、延長13回から無死一、二塁で攻撃を開始するが、降雨などがない限り、イニングの制限はなく決着がつくまで行われる。この日の星稜―智弁和歌山は13回では決着がつかず、14回の裏に得点が入って星稜がサヨナラ勝ちしたが、無得点で終わっていたら、その後はエンドレスだった。
ただ、高校野球特別規則では「1人の投手が登板できるイニング数については15イニング以内を限度とする」と定められている。つまり、この日の星稜・奥川は15回でも決着がつかなかった場合、“強制降板”となっていた。