生後1年間は母子密着! | 日米教育エキスパート岩永ルミの「子育てってオモシロイ!」

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待ちに待った我が子、赤ちゃん誕生のドラマは、どのお母さんにもありますね。そして世の中に誕生した赤ちゃんは、長い長い人生のドラマが始まろうとしています。お母さん、子どもが生まれて1年間は、お母さんの元で育ててあげてください。母子が密着して育てることで、母親でなければならにという愛着が生まれ、それが信頼につながるようです。精神の根幹を築く時なんですね。

ある女性の国会議員の方が、テレビで発言されていました。日本で「発達障害」の子どもが増えていて、その対応に経費がかかっている。ではどうして発達障害の子ども達が増えているのか、という疑問から「母子密着」のお話しをされていました。私は、子どもは2歳くらいまでは母親の元で育てた方がよいと考えていましたが、母親と密着して育てる期間としては、1年間は大事な時期かと思います。

発達障害は、1歳になるまで母親の元で密着して育てられたかどうか、で起きる可能性があると言われていますので、簡単に保育所などに預けることは考えた方がよいかも知れません。ヨーロッパには乳幼児を預かる保育所は無いそうです。母親の元で育てるのが当然だからでしょう。働いているお母さんの場合、企業が1年間の育児休暇を実施しているのでそれが出来るわけですね。日本の企業も、1年間の育児休暇のシステムを作り、女性が仕事を持ちながら、よい子育てができる環境を作ることこそ急務かと思います。これもヨーロッパの格言ですが「子どもは、母の言葉で育てよ」と言われています。母の言葉を聞きながら、密着した毎日を過ごす子どもは幸福ですね。