マイクローン漫画

2014年09月13日

マイクローン漫画⑨ 「ドキドキ一寸ボーイ」

「ドキドキ一寸ボーイ」の後編です。

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どうでしたでしょうか?
内容的にはヒロインがお風呂に入るというだけの話です(笑)
でも読後にビビッと「キターっ!!」っと思ったんですよね~(^0^)

たしかにヒロインのつかさちゃんもカワイイしお肉もプルプルで程よくエッチな感じでグットなのですが1986年当時の私のアンテナというか琴線に触れたのは「展開のスピード」でした。

「ジワジワ」というか「ネチネチ」というか徐々ににじり寄ってくる感じが読んでいる私の「興奮の盛り上がり折れ線グラフ」にシンクロ率100%だったのです。

少年漫画のエッチでゴールというかフィニッシュといえば多くの場合ヒロインのアソコを見る事だと思いますが(当時はまだそれより先には進めませんでしたので ですから後にミラクルランジェリーを読んだ時にはマジで目を疑いました)主人公のタクローが一寸帽子を手に入れてからヒロインのつかさちゃんのアソコをみるまでにかかったページ数はなんと39ページ!
前編なんておさわりだけでしたからね~
つかさちゃんが脱衣所で服を脱ぐのに後編25ページ中7ページも費やす焦らしっぷりです。
「焦らされて焦らされて・・・最後にドーン」みたいな展開が大好物の私にとって名作「イヤハヤ南友」の神薔薇あけみオネエ様の耐熱テスト以来の大ヒットでした(次回作の「弥生がライバル!」もジワジワとヒロインが脱がされていく感じが神展開です。)

ですから本当にますむら浩一先生の活躍には期待していたんですよねぇ~

そんなノスタルジックな想いを込めて高橋つかさちゃんを製作してみました。
 セーラー服
前編のセーラー服姿です。
よく見るとカバンにタクローがへばり付いています(笑)

下着1
後編の脱衣所での脱ぎ脱ぎシーンも再現しました。
下着2
タオル
 次はいよいよ入浴シーンです。

風呂1
エスカレーターの行き先は・・「やったぁオッパイだぁ~!」

風呂2
 「どひゃ~~意外な展開だ~~

1枚の着せ替えセットにまとめました。
着せ替えシート
 A4サイズのマグネットシート製で表面を保護シートでコーティングしています。
製品には「ぼかし」は入っていません。

1枚1000円でお譲りしております。

ご希望の方は以下のメールにてお申し込み下さい。
メールsantyanmag7@tbb.t-com.ne.jp

購入希望以外でもリクエストやご意見・ご感想などございましたらお気軽にメール下さい(^0^)

他にも色々作っておりますのでご興味ありましたらカテゴリ別アーカイブ内の通信販売をご覧下さい。


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2014年09月12日

マイクローン漫画⑧ 「ドキドキ一寸ボーイ」

ますむら浩一先生の「ドキドキ一寸ボーイ」を紹介します。

この作品は週刊少年マガジン1986年41号・42号に掲載された前・後編の読切り漫画でストーリーは主人公のちょっとエッチな中2男子のタクロー君が自宅で偶然「先祖代々伝わる被るだけで小人になれる一寸帽子」を手に入れてクラスメートの高橋つかさちゃんに学校やお風呂で色々とムフフなイタズラをしちゃうという内容です。

ドキドキ一寸ボーイを初めて読んだのは全くの偶然で、学校の休み時間にクラスの誰かが買ってきた週刊少年マガジンをみんなで順番に回し読みしている時にたまたま目についたのでとりあえず読んでみたって感じでした。
何せ週刊少年マガジンと週刊少年サンデー1冊づつをクラスの男子全員という大人数で回し読みしてたのですから好きな漫画以外は飛ばし読みして早く次の人に渡すというのが暗黙のルールというかマナーだったのですが・・何故かその時は飛ばさずに読んだのでした。

最初の印象は少年漫画っぽい絵柄の割りには女の子のお肉がフカフカのプルプルだなぁ~ぐらいでした。

というのもマイクロボーイが連載を開始したのが1984年3月で、どっきりマイクローンが1985年8月に読切り掲載でのちに連載スタートですから1986年当時の私にとって小人化して女の子にエッチなイタズラをするというアイディア自体には目新しさを感じなかったですし、テレポートやら猫パワー等の超能力(?)を使った似たような漫画が世の中に溢れていたからです。

でも読んでいるうちに何かが私のアンテナに引っかかるのです。

ひょっとしてこの「ますむら浩一」という新人漫画家は私が求めていた漫画家なのではないだろうか?
ふとそんな考えが頭をよぎりました。

当時は既にロリコン美少女漫画も定着してましたしヤングジャンプ等の青年誌も各出版社からたくさん出ていました。
今ほどでは無いにしろどの漫画雑誌を手に取ってみてもサービスシーンやSEX描写が載っている状態でこの頃には既にエロ漫画とそうでない漫画の境界線がかなり曖昧になっていました。
劇画ではない性描写のある漫画、アニメ絵っぽかったりリアルだったりする上手い絵(という表現が適切かわかりませんが)のエロ漫画が本当に世の中に溢れていたのです。

でも私が求めていた漫画はリアルな絵やSEXシーンのある普通のエロ漫画ではなく「少年漫画の絵」で「エッチなシチュエーションで女の子が恥ずかしいめにあってしまう」ような「本番なしの寸止め」というエッチだけどあくまでも少年漫画でしたので上村純子先生や遠山光先生のような系譜を継ぐエッチ系少年漫画を描ける漫画家の登場を渇望していたのです。

そんな時に彗星のごとく現れた「ますむら浩一」という期待の新星
そしてその思いは「ドキドキ一寸ボーイ」の後編とその後に少年マガジンSPECIALで短期連載をする「弥生がライバル!」を読んで確信に変わるのです。
 
が、そこまででした・・・・その2作品(ドキドキ一寸ボーイ前・後編 弥生がライバル!全3話)のみを残しますむら浩一先生は突然姿を消してしまうのです。 

本当に彗星のようでした。(ますむら浩一先生 のその後やますむら浩一先生の上記以外の作品をご存じの方がいらっしゃったら是非情報をお寄せ下さい!!)

ちなみに上記の2作品は国会図書館または現代マンガ図書館で読む事もコピーする事も可能です。

今回はコピーのため若干見ずらいですが「ドキドキ一寸ボーイ  前編」を紹介します。
1986年に私のアンテナに引っかかった「何か」が皆さんにも伝わると良いのですが・・・

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どうでしたでしょうか?
後編に続きます。

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2014年09月06日

マイクローン漫画➆ 「マイクロボーイ」

しつこい様ですがまたまた荒川貴史先生の「マイクロボーイ」について勝手気ままに語りたいと思います。
未だ嘗てこんなに「マイクロボーイ 」を推したブログがあったでしょうか(笑)

今回はいよいよ最終回 第7話「ラブラブ新体操!!の巻」をとりあげます。
試合1
今日は新体操クラブが代表選手を決める演技大会です。
タッチの南ちゃん人気の影響でしょうか?クラブの校内選考会だというのに生徒達の関心は高いらしく黒山の人だかりです。
試合2
いよいよ京子ちゃんの出番です。
緊張して調子の出ない京子ちゃんの為に純もマイクロパワーで演技を手伝います。
試合3
試合4
どうせこんな事になるだろうと思ったら案の定です。
そもそも小人になって何をどう手伝うつもりなんでしょうか?
試合5
試合6
あれっ?意外と役に立ってる?
試合7
試合8
・・・やっぱり
京子ちゃん公衆の面前でおっぱいポロリ
純のせいで大恥をかいちゃいました
試合9
気を取り直してリボンの演技です。
試合10
試合11
「すごいわ京子まるでリボンが生きてるみたい」ライバルの西田選手も絶賛の演技です。
ここまで何の役にも立っていない純ですがまさかのミラクル
試合12
なんとレオタードの股間部分をネジってセクシー攻撃です。
試合13
もちろん審査員をはじめ観衆の視線も京子ちゃんのアソコに釘付けです
ちなみに誰も純には気がついていない様子(笑)ココでこの問題にツッコミを入れるのは野暮でしょう
試合14
事態は更に悪化!
なんとレオタードがねじ切れて破れ始めました!!
試合15
ついに完全に破れてしまったレオタード!
京子ちゃんのアソコは皆に見られてしまうのかっ!!!
試合16
純の身体を張ったフォローでギリギリセーフ・・・・ってオイオイこれで純の存在がバレないのはいくらなんでも・・・・
いいや・・よしましょう この漫画でこの問題にツッコミを入れるのは野暮というものです。
少年の心を持った者だけが楽しむ事を許されたファンタジーなのです。
試合17
もう何が採点基準かわかりませんが10点満点で京子ちゃんが見事に優勝
向山高校の代表選手に選ばれました。
おめでとう京子ちゃん!
ありがとう純!!

という訳でハッピーエンドで幕を閉じるのですがどうだっだでしょうか?
いやいやモヤモヤしますよね・・・わかります わかります

主人公の彼女で新体操部のエースという正統派ヒロイン湯田京子ちゃんを製作しました。
京子セーラー服
第4話「修学旅行に出発の巻」でのセーラー服姿です。

京子水着
第6話「真夏のプールは大騒ぎの巻」で登場した水着姿です。

京子レオタード1
京子レオタード2
今回とりあげた最終回「ラブラブ新体操!!の巻」のレオタード姿

もちろんねじ切れバージョンも製作しました。
京子レオタード3
京子レオタード4
どうでしょうか?
いや・・どー見ても股間に小人が張り付いています
よしましょう・・・クドイ様ですがこの漫画でこの問題にツッコミを入れるのは野暮というものです。
少年の心を持った者だけが楽しむ事を許されたファンタジーなのです。

一応一枚のシートにまとめました。
京子ちゃん2ポーズ+衣裳+純です。
A4サイズのマグネットシート製で表面を保護シートでコーティングしています。
製品には「ぼかし」は入っていません。

1枚1000円でお譲りしております。

ご希望の方は以下のメールにてお申し込み下さい。
メールsantyanmag7@tbb.t-com.ne.jp

購入希望以外でもリクエストやご意見・ご感想などございましたらお気軽にメール下さい(^0^)

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次回はますむら浩一先生の「ドキドキ一寸ボーイ」をとりあげます。

ではまた


 

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2014年08月30日

マイクローン漫画⑥ 「マイクロボーイ」

さて今回も「マイクロボーイ」について好き勝手な事をかくつもりなのですが・・・その前にちょっとだけ最近読んだ本の感想を一言(^0^)

「HAWKEYE :MY LIFE AS A WEAPON」 メチャメチャ私好みで最高でした!!
ホークアイ
小学館集英社プロダクションから出ているアメコミヒーロー物の和訳なんですが 絵も話もとにかくカッコイイんです。
主人公の「ホークアイ:クリント・バートン」は史上最強のスーパーヒーローチーム「アベンジャーズ」のメンバーなんですが弓矢の名手っていう事以外は普通の人間でスーパーパワーは持っていません。
そんな異色のスーパーヒーローの日常がマット・フラクションのとぼけたセリフ回しとデイビット・アジャのコントラストの効いたスタイリッシュな絵でセクシーかつワイルドに描かれてます。
いや~最近デイビット・アジャとかクリス・サムニーみたいな描きこみが少ないのに線に存在感のある大人っぽい絵が好きなんですよね~ 
派手さは無いけどキャラクターの表情に色気があるというか・・・
オススメです。

さて気が済んだところで「マイクロボーイ」に話を戻しますが、
今回は登場ヒロインがドンドン地味になっていく問題について検証していきます。

まぁ実際に見た方が早いと思いますので登場した順に紹介していきますネ
まずは第一話「マイクロパワー全開!!の巻」に登場した今泉里美ちゃんと桑名由美子先生です。
2
ヒロイン第1号の今泉里美ちゃん
主人公の大林純のクラスメートでミス向山高校という美少女です。
髪の描きこみや唇のテカリ具合に連載一回目の気合を感じます。

桑名先生
純あこがれの桑名由美子先生
網タイツにガーターベルトというセクシー下着&泣きぼくろで大人の色気たっぷりです。
髪型もかなり描きこまれてコチラも気合充分です。

お次は第二話「ウハウハ気分で危機一髪!!の巻」に登場した早瀬かおり先生です。
かおり1
お姫様カットが印象的な純のクラスの担任で国語の先生です。
この話の他に第四話「修学旅行に出発の巻」にも引率役として登場します。

しかし新聞部全員が国語赤点って・・・そりゃ~購読率が低いのも当然だ(笑)

このエピソードは追試問題を盗みにかおり先生の自宅に侵入した純が色々ムフフな思いをするっていう話なんですが
かおり2
かおり3
コンタクトレンズを探している無防備なかおり先生
かおり4
かおり5
かおり6
かおり7
お風呂で「アギャーッ」「うお~~~っ!!」「グビ・・グビ・・何にも言えまへん・・」なサービスシーン満載のかおり先生

第三話「愛のメッセンジャー・ボーイの巻」に登場の石井ゆかりさん
ゆかり1
この辺りから絵柄が少し変わってきました。
目が少し小さくなり目と目の間が少し広くなりました。
線が細くなりキャラへの描きこみも減っています。
初期の情熱タップリのコッテリした絵柄から爽やかでアッサリした印象の絵柄にシフトしました。

ゆかりさんに一目惚れした純のお兄さんのラブレターを届ける為に男子禁制の女子寮に忍び込むというお話なんですが
ゆかり2
ゆかり3
何故か大浴場に潜入(笑)
ダイビングを楽しみながら女性の神秘を満喫しています。

ゆかり4
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ゆかり6
イスの穴から身を乗り出した純、そこへ偶然ゆかりさんが「ズン」って座ってしまいます。
プラ~ンってなってますが明らかに純はドコかに刺さっている模様
「ウゲゲ!なんだったんだ!!」 そりゃ~鼻血も出るでしょうよ(笑)

第四話「修学旅行に出発の巻」から登場の湯田京子ちゃんです。
京子1
富士額が特徴的な大人しい性格の女の子で純のクラスメートです。
第四話から最終回の第七話「ラブラブ新体操!!の巻」までヒロインを務めます。

実は密かに純に惚れており次の第五話「自由外出は京子ちゃんと!!の巻」で純と晴れてカップルになります。
主人公の彼女ですからね~ 正に正統派ヒロインといった位置づけなのですが性格が大人しいうえにスレンダーな体型なのでサービスシーンがイマイチ盛り上がりません。
やはりエッチなシーンは肉感的な体型の方がグッとくると思うのですが

第四話で京子ちゃんのロケット(ペンダント)の中に好きな人の写真が入っているというウワサを聞いて女子の部屋に確かめにきたシーンです。
京子2
京子3
京子4
一人で美容体操をしている京子ちゃんに見つからないようにパンティーの中に潜り込みます。逆に見つかるだろ!ってツッコミは野暮ですね(笑)
「グイグイ」「グリグリ」アソコに押し付けられます。

修学旅行ですので当然女子のお風呂を覗くイベントは外せません(笑)
第五話の大浴場のシーン
京子5
京子6
京子7
自由外出のお誘いにかこつけてラブレターを渡した純
京子ちゃんの気持ちよりも先に「ゲゲ」とお尻やアソコをバッチリ確認しちゃいました(笑)

それにしてもお尻といい太ももといいもう少しムッチリと肉感的に描いていれくれれば・・実に惜しいなぁ~(あくまで個人的な意見です)

お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが向山高校の女子の制服がブレザーからセーラー服に変更されています。
オマケにクラスメートの今泉里美ちゃんの姿がどこにもありません。
ミス向山高校ってくらいですから目立つはずなのに・・・
第一話は無かった事になっちゃったんでしょうか? 
今泉里美ちゃん可愛かったのになぁ~
女子同士でやっていたパンティーコンテストのシーンや大浴場のシーンとかで再登場して欲しかったものです


今回は第二話と第四話に登場した早瀬かおり先生を製作しました。
かおり普段着1
かおり普段着2
お姫様カットのバランスが思ったより難しくてけっこう苦労しました。

洋服の下はこんな感じです。
かおり下着1
大人っぽく黒の上下に黒のストッキングです。
ああっ!よく見るとパンティーに純が!
かおり下着2
「うおーっ!落ちるー!!」
かおり下着3
「あひーっ!」

かおりバスローブ
いよいよお風呂場に侵入です。

かおりお風呂
「ウゲゲッ!!」
「グビ・・グビ・・何にも言えまへん・・」

一応1枚の着せ替えせシートにまとめてありますのでご希望の方はメールでご連絡下さい。

A4サイズのマグネットシート製で表面を保護シートでコーティングしています。
製品には「ぼかし」は入っていません。

1枚1000円でお譲りしております。

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2014年08月23日

マイクローン漫画⑤ 「マイクロボーイ」

さて、今回も「マイクロボーイ」について語りたいと思います。
表紙2

前回のブログで この作品で表現された「感嘆詞」が福本伸行先生の「ざわざわ」や荒木飛呂彦先生の「ゴゴゴゴ・・」に勝るとも劣らないという問題発言(笑)をしてしまいましたがギャグやネタではありません。
本当に画期的な表現方法なのです。
では実際に使用されているシーンを見て検証していきましょう。
コレです。
 ↓
第2話「ウハウハ気分で危機一髪の巻」で追試問題を盗みに早瀬かおり先生の自宅に不法侵入し欲望の赴くままお風呂まで潜入。
身体を洗っているかおり先生にスポンジと間違えられて・・・
げげ1
かおり先生の股間に擦り付けられて「ウゲゲ」

第3話「愛のメッセンジャー・ボーイの巻」では恋に悩むお兄さん(強力一寸法師の素の発明者)に協力する事に。
片思いの相手の石井ゆかりさん(女子大生)にラブレターを届けるべく男子禁制の女子寮にまたも不法侵入
侵入した場所が大浴場だった為に役得でいろいろと楽しんだあげく身を隠したイスにゆかりさんが偶然座って・・・
げげ2
ゆかりさんの股間に潰され「ゲゲゲ」

第4話「修学旅行に出発の巻」ではこの回より実質的にヒロインになった湯田京子ちゃんの好きな人の写真が入っているというペンダントを覗き見る為に女子の部屋へ不法侵入
一人で美容体操をしている京子ちゃんに見つからないようにパンティーの中に隠れて・・・
げげ3
京子ちゃんの股間に密着「ゲゲ」

第6話「真夏のプールは大騒ぎの巻」でもレディースデイで男子禁制の区民プールに不法侵入してクラスメートのナギサちゃんの水着に潜り込んだまでは良かったのですがナギサちゃんが
泳ぎはじめた途端に水圧でドンドン下の方に追いやられて・・・・
げげ4
股間に着地「ゲゲ」

コレです!
この一連の「ウゲゲ」とか「ゲゲ」の毛虫状の描き文字って凄くないですか?
この作品以前にこんなテクニックがあったかどうかは分かりませんが、もしコレが少年漫画史上初めてだったとしたら凄い発明だと思いませんか?

今でこそ色々な表現方法がありますし、ええっ!こんなに描いちゃっていいの?ってぐらいギリギリに(もしくは完全にアウトってレベルで)アソコを描いちゃってる漫画も多いのですが、1980年代では少年漫画のヒロイン達のアソコはペッタンコのツルツルでした。
全員アラレちゃん状態です(笑)

でも主人公の
「ウゲゲ」とか「ゲゲ」という叫び声でハッキリとモジャモジャな陰毛が見えるようじゃありませんか!

実は仕掛けがもう1つあって「マイクロボーイ」では全7話中1回も女の子のアソコが描かれていません。
「見る」もしくは「触っている」のは主人公の大林純君だけです。
その純君が毛だらけの文字で「ゲゲ」と言っているのですからモジャモジャ間違いなしって訳です。

オマケにこの作品はヒロイン達の年齢が高いのです。
第1話登場のヒロイン今泉里美ちゃんは女子高生ですし純の悪戯の被害者1号の桑名由美子先生は大人の女性です。
第2話のターゲットの早瀬かおり先生も大人の女性ですし、第3話のヒロインの石井ゆかりさんは女子大生でした。
第4話以降の本命ヒロインになる湯田京子ちゃんも女子高生ですしその友人のナギサちゃんも女子高生です。
つまり全員モジャモジャでも違和感がなく、むしろ自然なのです。

作者の荒川貴史先生の陰毛に対する熱い情熱が30年たった今でもヒシヒシと伝わってくるようです(笑)

描けないからこその工夫、見えないからこその見たいという欲求。
昭和の少年誌のエッチ系漫画には「読者達の想像力を掻き立る」事で紙面と読者の脳内が合わさって初めて完成するという側面が確かにあったと思うのです。
荒川先生!私の脳内ではモジャモジャの陰毛を確かに感じていますよ!!


次回はヒロイン達について掘り下げたいと思います。

ではまた




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