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【高校野球】

星稜・奥川8強へ「全員警戒」 17日智弁和歌山戦へ最終調整

2019年8月17日 紙面から

最終調整する星稜の奥川=大阪府豊中市の豊中ローズ球場で

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 8強を懸けた決戦への準備を整えた。星稜(石川)のエース右腕・奥川恭伸投手(3年)が16日、大阪府豊中市の豊中ローズ球場で練習し、17日に行われる3回戦の智弁和歌山戦への最終調整を終えた。

 「警戒するのは全員ですよね」。練習後の奥川が厳しい表情で言い切った。5季連続で甲子園出場を果たした東妻と黒川はU-18日本代表候補合宿などで交流があり、ある程度は力量などを把握している。ただ、智弁和歌山はここまでの2試合で計15得点。当然、他の打者も一筋縄ではいかないとみている。

 だからこそ、警戒のアンテナを打線全体に張り巡らせる。「強力打線といわれているだけあって力があると思うので、警戒して投げたいです」。映像でも、さらに細かくチェック。頭の中に確かなイメージを植え付け、決戦に臨むつもりだ。

 この日は約30球を投げ込み、林和成監督(44)が「球は直球も変化球もよかった」と舌を巻くほど。奥川の気持ちも高ぶっている。「やるべきことを徹底して、後悔のないようにしたい」。全身全霊をかけて強敵に立ち向かい、勝利をつかむ。 (川越亮太)

 

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