中日スポーツ / 東京中日スポーツ
トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 8月の記事一覧 > 記事
2019年8月17日 紙面から
ヤクルト-中日 ナインとタッチを交わす大島(左から2人目)=神宮球場で(平野皓士朗撮影)
最後のピンチをしのいで勝利を収めると、大島は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「勝って良かった」。9回2死一、二塁でバレンティン。長打で同点、本塁打で逆転サヨナラという状況で中飛をつかんだ。何とかゲームセットとなったのだが、自分がピンチを招く一因ともなっていた。
1死一塁から青木が放ったセンター後方の飛球に、一度は捕球体勢に入りながら、予想以上の強風に流され、捕ることができなかった(記録は安打)。「風ですごく流されて、追いついたら急に伸びた」。引き揚げる時に苦笑いを浮かべていたが、勝ったから、笑顔になれる。その勝利への流れを呼んだのが自身のバットだった。
1回1死一塁で右翼へ先制2ラン。大島にとって、これが今季109試合目にして第1号本塁打だった。プロ2年目から9年連続本塁打を記録したが、109試合目の1号はプロ入りしてから最も遅かった。
ノーアーチを、大島は全く気にしていなかった。「出るに越したことはないが、意識して狙う必要はない」。安打数や打率で1位になることを目指す男は、本塁打には執着していない。だから、「初回に先制点を取れて、素直にうれしい」と、負けられない試合で先制点をもたらしたことを喜んだ。
ちなみに、この1号弾については「風じゃないですかね。風が吹いていたから、うまく打てば入るかなと思っていた」。最終回はヒヤヒヤする要因となった風が今季初アーチを呼んだと、笑顔で振り返っていた。
2打席目と5打席目にも安打を放ち、今季12度目の猛打賞もマーク。「ホームラン1本で終わらず、2本目、3本目をしっかり打てたことが良かった」とうなずいた。同じ外野で攻守のキーマンである平田が右手首に死球を受けた影響で欠場。その分までカバーする働きぶりだった。
>>「ドラゴンズ情報」に登録して、もっと読む >>
この記事を印刷する
PR情報
中日新聞直営のグッズショップですここにしかないオリジナル商品も
08月16日21時55分現在
セ・リーグ
パ・リーグ
前田敦子 同窓会「呼ばれたことない…」
山崎賢人 高校時代は「何をやっても楽しかった」
写真部のカメラマンが撮影した数々のカットから、お薦めのもう1枚を紹介します
小、中学生を中心に草の根スポーツを独自取材。熱戦の模様や結果を掲載しています
< 前へ | 次へ >
7月27日~9月1日 アクトシティ浜松展示イベントホール
愛らしい動物たちが大集合!7月6日からパナソニック汐留美術館で開催
姜尚中さんと玄侑宗久さんらが、令和時代をどう創っていくかを考察します
10月14日(月・祝)駒沢オリンピック公園で開催。参加者募集中!
第22回「がんばれ先生!東京新聞教育賞」の募集が始まりました
10月5日(土)サンシャインシティ文化会館ビル5階にて開催
関東大会の試合結果、フォトギャラリーを掲載中!
中ス記者の展開予想、狙い目を公開<開催前日の17時頃更新予定>
新聞記事と写真で振り返る平成。読者からの思い出作文も読める。
豊橋競輪・四日市競輪で開催されるミッドナイト競輪の記者予想サイト
暮らしの小さなお悩みや疑問に、その道の専門家が無料でお答えします