Gartnerは、世界各国の最高データ責任者(CDO)や最高アナリティクス責任者(CAO)などの上級データ/アナリティクスリーダー257人を対象に実施した「第4回CDOサーベイ」の結果を発表しました。
データとアナリティクスを活用して成功を収めるには、大前提として情報の価値を正しく測定しなくてはなりません。ところが、「自社の情報やデータ資産の価値をどの程度客観的に評価・測定しているか」をCDOに尋ねたところ、「財務的に測定している」と答えたCDOはわずか8%にとどまりました。
「正確性、完全性、規模、活用状況など、データ品質に関する何らかの指標を設定している」人は45%で、「ビジネス・プロセスに対する情報やデータ資産の主な影響を、主要パフォーマンス指標(KPI)を設定して測定している」は29%でした。そもそも「客観的に測定していない」と回答したCDOも19%いました。
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