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【芸能・社会】

文化放送で「傷だらけの天使ラジオ」 ショーケンしのぶ特別番組

2019年8月16日 11時50分

ファンから「エンジェルビル」として知られた解体工事前の代々木会館

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 文化放送が今年3月に68歳で亡くなった俳優萩原健一さんをしのぶ特別番組「追悼・萩原健一 傷だらけの天使ラジオ~天使のビルに集う人たち」を27日午後7時から放送する。

 “ショーケン”の愛称で知られた萩原さん。今回の番組では主演し、多くのファンに親しまれた日本テレビ系で放映されたドラマ「傷だらけの天使」(1974~75年)で共演の水谷豊(67)らとのさまざまなシーンが撮影された「エンジェルビル」を通した人間模様を取り上げる。

 エンジェルビルは東京都渋谷区のJR代々木駅前に建つ「代々木会館」。今月から老朽化に伴う解体工事が始まっている。「傷だらけの天使」ファンから“聖地”とされ、以前から多くのファンが足を運んでいたというが、その独特なムードを今でも醸し出すビルも他界した萩原さんとともに姿を消す。

 かつては居酒屋など飲食店、書店などのテナントが入居。ドラマではペントハウスで萩原さんの記憶に残る演技が展開された。番組ではドラマのサウンドトラックや放映当時のヒット曲を交えながら、そこを訪れた人たちの記憶や思いを紹介、萩原さんが残した遺産を解き明かしていく内容だ。

 番組のナレーションは萩原さんとの共演経験がある俳優吉沢悠(40)が担当する。吉沢は「萩原さんとはNHKのドラマ『鴨川食堂』(2016年)でご一緒させていただきました。『傷だらけの天使』のロケ地のビルに集まった人たちのドラマや萩原さんへの思いを大事にしてナレーションを務めたいと思います。萩原さんとの思い出もお話しできたらと思っています」とコメントしている。

萩原健一さんはファンの心にどんな遺産を残したのか(加納典明撮影)

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