スマイル・シンデレラ愛称は返上!? NEC軽井沢72ゴルフトーナメントのプロアマ戦でいつもの笑顔をふりまき、クラブハウスに引き揚げた渋野日向子。そんな時の人を待ち構えたのが、NECの『最新兵器』だ。セキュリティー目的などで使用されるようになった顔認証システムを利用した「笑顔パワーゲーム」のディスプレー。カメラに映った人物の顔の「笑顔度」を採点してくれるというもので、世界を魅了したシブコスマイルには当然ながら100点満点の表示が出ると思われた。しかし、結果は97・2点。再挑戦でも96・6点。この時点で採点した選手、関係者ら25人中の14位と思わぬ苦戦を強いられた。
だが、意外にも渋野の反応は冷ややか。「ま、そうだよなと思いました。ということで、ぜひともスマイル・シンデレラの称号をやめていただきたいです」と報道陣に懇願。そもそも「私はスマイル・オバケと呼んでもらいたいんです。シンデレラはよく言いすぎ。なんか気持ち悪い」と違和感を訴えいた。その表情は真剣そのもの。注目度の中でも、少しずつ本来の姿を取り戻したい気持ちが垣間見えた。(月橋文美)