心を取り戻せ ゲーム障害との闘い
患者と家族、医療機関への取材から、深刻化する実態と治療の最前線を見つめる
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【政治】謝罪なく未来強調 首相、式辞で姿勢鮮明安倍晋三首相は十五日の全国戦没者追悼式での式辞で、先の大戦でのアジア諸国に対する「加害と反省」の言葉を使わなかった。第二次安倍政権の発足後、七年連続で言及しなかった。一方で「未来を切り開く」との文言は七年連続で使用した。謝罪を繰り返す歴史に区切りを付け、未来志向を強調しようとする首相の姿勢が背景にある。 (木谷孝洋) 首相は第一次政権時の二〇〇七年には、アジア諸国に対し「多大の損害と苦痛」を与えたと指摘。歴代首相の式辞を踏襲し「深い反省」を表明したが、一三年以降は触れなくなった。 首相は一五年に発表した戦後七十年談話で「痛切な反省と心からのおわび」に触れる一方、「子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と強調した。談話で反省と謝罪の過去に区切りを付けたい首相の思いが、その後の式辞にも反映されている。 首相は「不戦の誓い」については「戦争の惨禍を、二度と繰り返さない」という例年同様の表現を用いた。「この誓いは昭和、平成、そして、令和の時代においても決して変わることはない」とも述べた。広島・長崎への原爆投下や、東京をはじめとする各都市への空襲、沖縄での地上戦に初めて言及し、戦没者を悼んだ。 各地で軍事的緊張が高まる国際関係を巡っては「世界が直面しているさまざまな課題の解決に向け、国際社会と力を合わせて全力で取り組む」とも語った。
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