第14回『カルメン』公演までの道のり カーテンコールあるいはエピローグ
未分類 ブログ担当眉毛男優です。
ついに、今回の公演に関する投稿は最後になっちゃいました。名残惜しいような、想いは早く吐き出してしまいたいような…。改めて、今回、ど素人の私を温かく受け入れてくれた、団員の皆様、K先生、M先生、U先生に感謝いたします。もちろん観に来てくれた皆様にも感謝、感謝です。
カーテンコールあるいはエピローグ
最後の「ゲッツ!」まで含めて、公演が終わった後、まず最初に感じたのは、強烈な喉の渇きであった。思えば、本番前に500mlのミネラルウォーターを一気に飲み干して以降、3時間以上水分を全く摂っていなかった。私が生理的欲求を忘れるなど、考えられないことなのだが、それこそ舞い上がっていたのだろう。舞台に集中していたといえば聞こえはいいが、ただ単に、他のことが何も考えられなかっただけ。おそらく手足の指の一本や二本なくなっていても痛みに気づかなかっただろう。
男性の楽屋と同じフロアにある自販機で、エナジードリンクを買い求め、半分ほども飲んだ瞬間、一気に疲れがきた。体が重い。M先生には本番前に「ちゃんとベルトが巻けるウエストができてる!!」と驚かれたものの、100kg超えの体重が一気に地球の重力を正確に反映させた。舞い上がっていた精神も一気にカラダに戻ってきて、偉そうな軍人スニガ中尉から、生身の52歳の男の現実を脳に認識させたようだ。
疲れを感じた私は男性陣がメイクを落とすのをぼんやりと眺めていた。今回私だけはノーメークだったので、何もする必要がなかったのだ。おそらくK先生は私に化粧をさせたらどんなことをやらかすかわかったもんじゃない、と恐怖していたのだろう。実際問題、もしメイクさせてくれたら歌舞伎の助六のメイクで出てやろうくらいのことは考えていた。
メイク落としを終えたSさん、Minさんとその旦那さん(ラガーマン。お互いに意識していなかったが、お互いのチーム同士は年に2回か3回は対戦している)、とレンタカーに荷物を積み、旦那さんの会社に椅子とテーブルを返し、ご夫妻をご自宅まで送り、最後にトロイカ(人気が全くなく、電灯もついていないトロイカは非常に不気味。貞子が出てきてもおかしくない)に大きい方のテーブルを下ろして、飯田橋へ。飯田橋駅から東西線と日比谷線を乗り継いでようやく人形町の打ち上げ会場へ。
会場はすでに、踊りの後のパスティアよろしく、完全なカオス状態。もはや逆らう者のいないミカエラ様を筆頭に皆が別世界へと旅立っていた。
ここのところおじさんばっかりの、加齢臭ばかりが漂う飲み会にしか参加していなかったので、女性の方が多いきらびやかな飲み会は楽しかった。久々に制限なしに飲み、食い、かつ公演のことを肴に目一杯語り合った。もう一度このメンツで何かやりたいよなぁ、ってのが率直な感想。
そんなわけで、今年の公演は終わった。たかだか3ヶ月弱くらいしか参加しなかったが、大げさに言えば、今後の人生が変わってしまうような体験だったと思う。
帰りの電車の中で、アルコールによるクラクラ感とともに、私の脳を占拠していたのは、「次回は一体何をやるのだろうか?」という疑問と、希望。俗な言葉で言えば、すっかりハマってしまったようだ。しかし、このハマり具合、実に快適だ。次回皆と会うのは総会の席だが、その席で次の演し物が決まっちゃえばいいのにな…。
(完 ただし、これからも練習やイベントがあればそれについては投稿を続けます)
ついに、今回の公演に関する投稿は最後になっちゃいました。名残惜しいような、想いは早く吐き出してしまいたいような…。改めて、今回、ど素人の私を温かく受け入れてくれた、団員の皆様、K先生、M先生、U先生に感謝いたします。もちろん観に来てくれた皆様にも感謝、感謝です。
カーテンコールあるいはエピローグ
最後の「ゲッツ!」まで含めて、公演が終わった後、まず最初に感じたのは、強烈な喉の渇きであった。思えば、本番前に500mlのミネラルウォーターを一気に飲み干して以降、3時間以上水分を全く摂っていなかった。私が生理的欲求を忘れるなど、考えられないことなのだが、それこそ舞い上がっていたのだろう。舞台に集中していたといえば聞こえはいいが、ただ単に、他のことが何も考えられなかっただけ。おそらく手足の指の一本や二本なくなっていても痛みに気づかなかっただろう。
男性の楽屋と同じフロアにある自販機で、エナジードリンクを買い求め、半分ほども飲んだ瞬間、一気に疲れがきた。体が重い。M先生には本番前に「ちゃんとベルトが巻けるウエストができてる!!」と驚かれたものの、100kg超えの体重が一気に地球の重力を正確に反映させた。舞い上がっていた精神も一気にカラダに戻ってきて、偉そうな軍人スニガ中尉から、生身の52歳の男の現実を脳に認識させたようだ。
疲れを感じた私は男性陣がメイクを落とすのをぼんやりと眺めていた。今回私だけはノーメークだったので、何もする必要がなかったのだ。おそらくK先生は私に化粧をさせたらどんなことをやらかすかわかったもんじゃない、と恐怖していたのだろう。実際問題、もしメイクさせてくれたら歌舞伎の助六のメイクで出てやろうくらいのことは考えていた。
メイク落としを終えたSさん、Minさんとその旦那さん(ラガーマン。お互いに意識していなかったが、お互いのチーム同士は年に2回か3回は対戦している)、とレンタカーに荷物を積み、旦那さんの会社に椅子とテーブルを返し、ご夫妻をご自宅まで送り、最後にトロイカ(人気が全くなく、電灯もついていないトロイカは非常に不気味。貞子が出てきてもおかしくない)に大きい方のテーブルを下ろして、飯田橋へ。飯田橋駅から東西線と日比谷線を乗り継いでようやく人形町の打ち上げ会場へ。
会場はすでに、踊りの後のパスティアよろしく、完全なカオス状態。もはや逆らう者のいないミカエラ様を筆頭に皆が別世界へと旅立っていた。
ここのところおじさんばっかりの、加齢臭ばかりが漂う飲み会にしか参加していなかったので、女性の方が多いきらびやかな飲み会は楽しかった。久々に制限なしに飲み、食い、かつ公演のことを肴に目一杯語り合った。もう一度このメンツで何かやりたいよなぁ、ってのが率直な感想。
そんなわけで、今年の公演は終わった。たかだか3ヶ月弱くらいしか参加しなかったが、大げさに言えば、今後の人生が変わってしまうような体験だったと思う。
帰りの電車の中で、アルコールによるクラクラ感とともに、私の脳を占拠していたのは、「次回は一体何をやるのだろうか?」という疑問と、希望。俗な言葉で言えば、すっかりハマってしまったようだ。しかし、このハマり具合、実に快適だ。次回皆と会うのは総会の席だが、その席で次の演し物が決まっちゃえばいいのにな…。
(完 ただし、これからも練習やイベントがあればそれについては投稿を続けます)
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