おせんころがし
今回は勝浦と鴨川の間にある断崖絶壁、「おせんころがし」です。
意図せず来てしまった場所ですが、ここが最終目的地。
この一帯は心霊スポットとしても知られてますが、眺めがよく綺麗な場所です。
いわくつきの場所ですが、一度はバイクで走ってみたいと思ってました。
お仙様の供養塔、崖沿いを走る旧道、漁港の背後にある廃道から成る場所です。
本来は供養塔のある崖(B)を指すようですが、この辺り一帯がそう呼ばれてます。
ややこしいので、ここではそれぞれ供養塔、旧道、廃道と表現します。
おせんころがしの謂れですが、その昔、領主の横暴に耐えかねた村人が
深夜、屋敷に忍び込み寝ていた領主をむしろに巻いて崖から投げ落とした。
しかし投げ落とされたのは領主ではなく、その隣で寝ていた娘のお仙だった。
お仙が転げ落ちた断崖なので、おせんころがしと呼ばれるようになったとか。
諸説あって、父親を改心させようとした娘のお仙が崖から身を投げたとか、
横暴な領主への見せしめに村人が娘のお仙をリンチにかけたとか色々あります。
お仙様が投げ落とされたのが供養塔のある崖。廃道は難所として知られた場所。
旧道のおせんころがしは、昭和の時代に殺人事件があった場所です。
元々いわくつきの場所だったうえ、昔から事件や事故、自殺が多かった事から
この付近一帯が心霊スポットにされてしまったようです。
●内浦海水浴場

安房小湊の辺りに来ました。あまりに暑すぎて海水浴客の姿もありません。

車の姿はあるんですよね。暑いので建物の中にでも引き篭もってるんでしょうか。

白い塔は旧道おせんころがしの近くにある誕生寺の仏舎利だそうです。
●旧道

誕生寺を過ぎて不気味なトンネルをくぐると断崖を走る旧道おせんころがしが現れます。

見上げるとこの崖…。ここは立ち止まらない方がいいと思いますよ。

無意識に電柱の陰に逃げてますが、岩が落ちてきたら木っ端微塵です。

悲惨な殺人事件とは裏腹に、ここの海はとてつもなく綺麗だったりします。

烏帽子岩みたいのが見えました。古地図にある雀島ってのがこれなんでしょうか。

同じ太平洋でも九十九里とは色が違います。背後が崖でなけりゃ一日眺めていたい。

車で来て写真撮ってる人や、ダイビング(密猟?)してる人もチラホラいました。
動画も撮影しました。思ったより短くて拍子抜け。もっとゆっくり走ればよかった。
●供養塔

入り口の駐車場。背後を走る道路は外房黒潮ライン。供養塔以外は何もない場所です。

奥にはこんな看板が…。マップで土産物店に見えた建物はこれでした。(汗)

この先は徒歩でないと入れません。カップルは右へ。ぼっちライダーは左へ。

寂しい一本道ですが、いくらも歩かないうちに断崖絶壁に出ます。

供養塔。墓参する人もいないので成田山の不動明王真言を唱えてあげました。(^_^;

横の崖に登って写真撮る人がいるようですが、ここ崩れやすいので落ちますよ。

頼りない手摺で遮られたこの狭い崖が、お仙様が投げ落とされた場所らしい。

腕を伸ばして撮影しました。これが限界。高さもあるので落ちたら助かりません。
雰囲気を感じ取っていただけるように動画も撮ってきました。寂しい場所です。

ここで悲劇があったとは思えないほど目の前には美しい海が広がってました。
●霊視(ぉ..
この一帯からは心霊スポットにありがちな嫌な雰囲気は感じませんでした。
供養塔付近では女性の悲鳴が聞こえるそうですが、それは隣のホテルでは…?(^^;
この日も大音量でカラオケを楽しむ人の声が供養塔まで聞こえてきました。
それよりも旧道にいた全裸ダイバー(密猟者?)の方が、よっぽど怖かったです!
でも供養塔でビデオ回してる最中、背後に人の気配を感じて気になって仕方ありませんでした。
駐車場の方から誰か歩いてくるのかな…と思いましたが、最後まで誰も来ませんでした。
ここよりも誕生寺付近にある陰鬱なトンネルの方が嫌な気配がしました。
見た途端に、「こりゃダメだ…」と思って引き返そうとしたほどです。
殺人事件があったのは旧道のこのトンネル付近なんて話も聞いてます。
きれいな場所でしたが、供養塔の放置ぶりからして開発するつもりはない様子。
一方、傍で廃墟と化してる旧行川アイランド跡地の再開発が決まったそうです。
供養塔も旧道も言われてるほど危険な場所ではありませんが、漁港裏の廃道は別。
時々侵入する人がいるようですが、あそこだけはやめた方がいいですよ。

何も食べてなかったので駐車場で野飯してから帰りました。ここ心霊スポットなのに。(^^;

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意図せず来てしまった場所ですが、ここが最終目的地。
この一帯は心霊スポットとしても知られてますが、眺めがよく綺麗な場所です。
いわくつきの場所ですが、一度はバイクで走ってみたいと思ってました。
お仙様の供養塔、崖沿いを走る旧道、漁港の背後にある廃道から成る場所です。
本来は供養塔のある崖(B)を指すようですが、この辺り一帯がそう呼ばれてます。
ややこしいので、ここではそれぞれ供養塔、旧道、廃道と表現します。
おせんころがしの謂れですが、その昔、領主の横暴に耐えかねた村人が
深夜、屋敷に忍び込み寝ていた領主をむしろに巻いて崖から投げ落とした。
しかし投げ落とされたのは領主ではなく、その隣で寝ていた娘のお仙だった。
お仙が転げ落ちた断崖なので、おせんころがしと呼ばれるようになったとか。
諸説あって、父親を改心させようとした娘のお仙が崖から身を投げたとか、
横暴な領主への見せしめに村人が娘のお仙をリンチにかけたとか色々あります。
お仙様が投げ落とされたのが供養塔のある崖。廃道は難所として知られた場所。
旧道のおせんころがしは、昭和の時代に殺人事件があった場所です。
元々いわくつきの場所だったうえ、昔から事件や事故、自殺が多かった事から
この付近一帯が心霊スポットにされてしまったようです。
●内浦海水浴場
安房小湊の辺りに来ました。あまりに暑すぎて海水浴客の姿もありません。
車の姿はあるんですよね。暑いので建物の中にでも引き篭もってるんでしょうか。
白い塔は旧道おせんころがしの近くにある誕生寺の仏舎利だそうです。
●旧道
誕生寺を過ぎて不気味なトンネルをくぐると断崖を走る旧道おせんころがしが現れます。
見上げるとこの崖…。ここは立ち止まらない方がいいと思いますよ。
無意識に電柱の陰に逃げてますが、岩が落ちてきたら木っ端微塵です。
悲惨な殺人事件とは裏腹に、ここの海はとてつもなく綺麗だったりします。
烏帽子岩みたいのが見えました。古地図にある雀島ってのがこれなんでしょうか。
同じ太平洋でも九十九里とは色が違います。背後が崖でなけりゃ一日眺めていたい。
車で来て写真撮ってる人や、ダイビング(密猟?)してる人もチラホラいました。
動画も撮影しました。思ったより短くて拍子抜け。もっとゆっくり走ればよかった。
●供養塔
入り口の駐車場。背後を走る道路は外房黒潮ライン。供養塔以外は何もない場所です。
奥にはこんな看板が…。マップで土産物店に見えた建物はこれでした。(汗)
この先は徒歩でないと入れません。カップルは右へ。ぼっちライダーは左へ。
寂しい一本道ですが、いくらも歩かないうちに断崖絶壁に出ます。
供養塔。墓参する人もいないので成田山の不動明王真言を唱えてあげました。(^_^;
横の崖に登って写真撮る人がいるようですが、ここ崩れやすいので落ちますよ。
頼りない手摺で遮られたこの狭い崖が、お仙様が投げ落とされた場所らしい。
腕を伸ばして撮影しました。これが限界。高さもあるので落ちたら助かりません。
雰囲気を感じ取っていただけるように動画も撮ってきました。寂しい場所です。
ここで悲劇があったとは思えないほど目の前には美しい海が広がってました。
●霊視(ぉ..
この一帯からは心霊スポットにありがちな嫌な雰囲気は感じませんでした。
供養塔付近では女性の悲鳴が聞こえるそうですが、それは隣のホテルでは…?(^^;
この日も大音量でカラオケを楽しむ人の声が供養塔まで聞こえてきました。
それよりも旧道にいた全裸ダイバー(密猟者?)の方が、よっぽど怖かったです!
でも供養塔でビデオ回してる最中、背後に人の気配を感じて気になって仕方ありませんでした。
駐車場の方から誰か歩いてくるのかな…と思いましたが、最後まで誰も来ませんでした。
ここよりも誕生寺付近にある陰鬱なトンネルの方が嫌な気配がしました。
見た途端に、「こりゃダメだ…」と思って引き返そうとしたほどです。
殺人事件があったのは旧道のこのトンネル付近なんて話も聞いてます。
きれいな場所でしたが、供養塔の放置ぶりからして開発するつもりはない様子。
一方、傍で廃墟と化してる旧行川アイランド跡地の再開発が決まったそうです。
供養塔も旧道も言われてるほど危険な場所ではありませんが、漁港裏の廃道は別。
時々侵入する人がいるようですが、あそこだけはやめた方がいいですよ。
何も食べてなかったので駐車場で野飯してから帰りました。ここ心霊スポットなのに。(^^;
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