(武田先生の解説、書き起こし)そういう我々の全体的な考え方を、思想統制してるのが NHK なんですよ。もちろんみなさん知ってるように、戦後 8,000 冊の本を焼いたわけですね。日本の本を進駐軍が全部焼いて粉飾工事ですね。焼いて、そして日本の過去を全部消して、日本が悪かった悪かったていうことをギルティープログラム* でやった。そのギルティープログラムの中心を今度 NHK が4つやるんですよ。だからそうするとね、アメリカのギルティープログラムを何回も何回も NHK がやるから、そうすると我々は常に日本が戦争するの悪かったとか、軍部が独走したって話になって、日本人が日本人の心で考えてちゃんと歴史を整理するってことを妨害しちゃう。731 部隊とかね、なかったわけじゃないんですよ、インパール作戦だって。
*ギルティープログラム: ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP) = 太平洋戦争(大東亜戦争)終結後、GHQによる日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」である(ウィキペディアより抜粋)
だけど日本軍は他の国と違って相手を全部救ったし、船が沈めばアメリカ軍でもなんでもイギリス軍でも全部救った。日本だけですよ、あれ。それからちゃんとぜんぶ規律守った。そのことは全く放送しない。同じやるんだってインパール作戦やるんじゃなくてマレー作戦やったら、輝かしい植民地軍をやっつける輝かしい戦いなんです。(一平さん:シンガポール攻略の)うーん、山下捧文がやった。ところがインパール作戦ていう間違った作戦もあるよ、人間だから。それだけをピックアップして、それをねー日本人に流すのに受信料を払えないよね。これ良心に背きますよ、僕なんか。良心に背く奴を受信料なんか払いたくない。だから皆さん、今年はNHKの変な終戦記念日の特集、絶対見ちゃダメだ。今日もね、特攻隊のやってたんだよ。だけど特攻っていうものとかガダルカナルの全滅なんかはね、その長い500年の白人支配から脱する一つの方法だったんだよ。ナポレオン戦争だって、ワーテルロー(の戦い)でもね、ナポレオンの配下の近衛兵というのが最後ぜんぶ全滅したんだから。それでなぜそういう時に歴史が転換する時になぜ全滅が出るのかというのはね、僕の見解では歴史が大きく動く時に千人とか二千人の部隊が全滅しないと歴史て変わんないっていうのが、いや全滅しなきゃいけないってんじゃないけどね、全滅してきた。その一つとしての特攻っていうものをNHKが取り上げるのはいいけど、全然違うんですよ。異常な戦闘方法だった。特攻を異常な戦闘方法だっていうのは今までの歴史を全く無視しなきゃ言えないんだ。だから僕なんか、「え、何を言ってんの」って感じですね。ガダルカナルで2万9千人が玉砕したんだけどもあれもやっぱり2万9千人なりのことがあったんですよね。それが終戦後の独立に結びついてるわけですから。ということであります。
[引用] 虎ノ門ニュース【DHC】2017/8/2(水) 武田邦彦、54分頃の解説より