【ロンドン原田公樹】サッカーのフランス1部リーグで、酒井宏樹が所属するマルセイユのDFで、フランス代表のアディル・ラミ(33)が“泥レス”で解雇された。13日付のフランス紙レキップによると、マルセイユはラミに手紙で解雇を通告したという。クラブは理由を明らかにしていないが、ラミは昨季終盤に負傷を理由に練習を休み、その当日に体力自慢が競うテレビ番組の収録に参加。泥レスリングに興じたことが原因と見られる。
映像によると、ラミは女性とペアを組み、男女のレスラーと泥レスで対戦。全身泥だらけになりながら勝った。今年6月にこの番組が放送され、クラブ幹部が内容を確認し、解雇を決めたという。
ラミは出場機会こそなかったものの、昨年のW杯で優勝したフランス代表のひとり。自らの名声と経歴に泥を塗ることになった。