中日のソイロ・アルモンテ外野手(30)の今季中の復帰が絶望的となった。
アルモンテは13日の阪神戦(ナゴヤドーム)で、走塁中に右太ももを痛め途中交代。名古屋市内の病院で診察を受け、「右大腿(だいたい)直筋筋腱移行部の損傷」と診断され、14日に1軍の出場選手登録を抹消された。気になるのは復帰までのメドだが、現状2週間の安静が必要とされていることが判明。そこから本格的なリハビリ、そして2軍での実戦と段階を踏んでいくと、今季中の復帰は難しい。
負傷から一夜明け、アルモンテはナゴヤ球場で治療を受けた。電気治療などに2時間以上を費やし、球場を引き揚げる際には、「この時期に離脱するのは本当に申し訳ない。ただ、やるべきこと(全力疾走)をやって、なってしまった結果。自分がコントロールできる範囲を超えたことだと、前向きにとらえたい」と気丈に話した。