中日スポーツ / 東京中日スポーツ
トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 8月の記事一覧 > 記事
2019年8月15日 紙面から
中日-阪神 2回裏2死、平田が死球を受ける(今泉慶太撮影)=ナゴヤドームで
アイタタッ。またも主力が抜けて逆転負けだ。中日は14日の阪神戦(ナゴヤドーム)で、序盤に3点リードしながら、平田良介外野手(31)が死球を受けて交代すると失速。3-6で敗れた。アルモンテが今季絶望となったのに続き、また心配のタネが増えた。
3点のリードが、遠い昔に感じるような尻すぼみだった。リードオフマンに戻った平田の二塁打から始まった先制攻撃。だが、歯車が狂い始めたのは、2回だったかもしれない。平田に悪夢が襲いかかった。
2死走者なしで迎えた2打席目。秋山の2球目、直球が体の方へ抜けてきた。打ちにいく体勢から急きょかわそうとするが、避けれずに右手首に直撃。平田は苦悶(くもん)の表情を浮かべた。トレーナーが駆けつけたが、歯を食いしばって一塁へと歩み、プレーを続行した。
しかし、3回の守備に、平田の姿はなかった。名古屋市内の病院へと直行していた。代わりに右翼に入った友永が追加点のチャンスだった4回2死三塁では空振り三振、反撃機だった7回1死二塁では見逃し三振。平田の不在が大きく響いた。
5回2死無走者から、先発山井が突然の乱調。与田監督が「そこが全てのゲームでした」と語気を強めて勝敗の分岐点を挙げたが、反撃ののろしを上げられなかったことも歯がゆい。
「やっぱりスタメンで出られない選手が、チャンスをものにできるようにならないと。そういったところを、これからどんどんやっていかないと。結果を残していくしかない」。できた穴は、埋めなければならない。それができずに、指揮官は唇をかみしめた。
気になるのは平田の状態だ。病院でエックス線検査を受けた。診断結果は右手尺骨茎状突起部周囲打撲。ナゴヤドームに一度戻り、引き揚げる際に平田は「骨折はしていませんでした。ただ、それ以上の診察は怖かったのでしていません」と明かした。
病院側からは磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けるように勧められたという。しかし、「残り試合は少ない。試合に出たい気持ちがあったし、自分が離れるわけにはいかない。残り試合、全部出たい」と拒否していた。こぶしを強く握れないほど痛みがある。もちろん腫れも。それでも、いけると判断した。
>>「ドラゴンズ情報」に登録して、もっと読む >>
この記事を印刷する
PR情報
中日新聞直営のグッズショップですここにしかないオリジナル商品も
08月15日10時06分現在
パ・リーグ
アップアップガールズ(2) 夏休みの宿題に悲鳴
織田信成 1億5千万円が当たったら
写真部のカメラマンが撮影した数々のカットから、お薦めのもう1枚を紹介します
小、中学生を中心に草の根スポーツを独自取材。熱戦の模様や結果を掲載しています
< 前へ | 次へ >
7月27日~9月1日 アクトシティ浜松展示イベントホール
愛らしい動物たちが大集合!7月6日からパナソニック汐留美術館で開催
姜尚中さんと玄侑宗久さんらが、令和時代をどう創っていくかを考察します
10月14日(月・祝)駒沢オリンピック公園で開催。参加者募集中!
第22回「がんばれ先生!東京新聞教育賞」の募集が始まりました
10月5日(土)サンシャインシティ文化会館ビル5階にて開催
関東大会の試合結果、フォトギャラリーを掲載中!
新聞記事と写真で振り返る平成。読者からの思い出作文も読める。
中ス記者の展開予想、狙い目を公開<開催前日の17時頃更新予定>
豊橋競輪・四日市競輪で開催されるミッドナイト競輪の記者予想サイト
暮らしの小さなお悩みや疑問に、その道の専門家が無料でお答えします