| 旅行じゃなく、海外で暮らしたことがある人なら、差別や偏見で辛い目にあった経験の１つや２つはあるんじゃないかと思う。大学のとき、Sociologyの教授がひどい差別主義者で、100人くらいの大きな教室での講義で「アンケートをとる」と言いだし、中国人、韓国人、日本人、コロンビア人、メキシコ人、アフリカ系、黒人、（他にも、覚えてない）について、どんな特徴があるか、紙に書いて出せと。 そのクラスには、アジア系は数人、南米系が10数人、黒人はゼロ、他はほぼ白人だったのだが、 それを回収して、教授が読み上げた。（私は、一枚の紙に、どの国の人々も同じ人間である、と書いて出した） 中国人、韓国人、日本人、みんな顔が同じだ。目が細い。メガネかけてる。日本人、魚の匂いがする、英語が下手すぎる、いつもニヤニヤしてる、頭をペコペコ下げている、 南米系、臭い、しつこい、うるさい、きらい、 黒人、近寄りたくない、こわい、など、、、 それを笑いながら読み上げられ、 私は怒りと恐怖で震えながらも、 何も言えず、下を向いているしかなかった。 最後に私の紙を読み上げたクソ教授は、「No way」と言い放ち、その紙を破いた。 その場にいたいわゆるマイノリティ以外の学生は、笑っていた。 私は泣きそうだった。 教室から逃げ出したくなった。 そのまま授業が終わると、1人の韓国人学生が教授のところへ行き、 今のあなたの発言、態度、恥を知りなさい、全て大学に報告します、と言った。 私も近くにいたので、 その学生は私に 「教員評価に全て書きましょう」と言った。 その時は、どうしていいのかわからず、うん、わかった、とだけ答えたけど そのあと、評価表を提出する際、何枚もの紙にビッシリとあの授業のことを書いて提出した。 すると、次の学期には、その教授は大学にいなかった。。。 他にも、道を歩いていたら 「中国人は中国へ帰れ！！」と叫ばれたり。 「リメンバーパールハーバー」とか （私の親戚は日本人に殺されたのよ！）とか まぁ、日本でしか暮らしてない人は およそ経験しないであろうことも 経験した。 でも だから私は今、アメリカ人嫌いか？というと そんなことはない。 友だちはたくさんいるし、 日本人の友だちでアメリカに暮らす人もたくさんいる。 マイノリティ学生の意見を聞き入れてくれた（いや、もしかしたらもう定年とかだったのかもしれないが）大学に感謝したし、 中国に帰れ！と叫ばれた時、一瞬、恐怖で凍りついた私の隣でその声に反撃してくれたは、アメリカ人の友達だったから。 「あなたは人種差別主義者だ！あなたが私と同じ国の国民であることを、私はこころから恥ずかしいと思う！」と、固まってる私の方を抱きしめて、大声で叫び返してくれた。 英語の先生をずっと続けたのも ちゃんとした国際的な理解力を小さい頃から身につけてほしいと思ったから。 どこにでもいる、ヘイトな発言をする人たち。 でも、それに対して、ヘイトで返したら ダメなんだ。 なぜそんなふうに思うのか？ 実は、よく知らないからだったりする。 あやふやな知識や無知さが ヘイトを生む。 知ることや学ぶことがなぜ必要か、大切か。 そこにあると思う。 差別や偏見あった、というと 田舎だったからでしょ？と言われるが。 おいおい、アメリカのほとんどが、田舎だからね。 日本すげで、とか、自国の中でぴょんぴょん飛び跳ねてると 痛い目にあう。 すごくないから。ぜんぜんね。 でもさ、日本も大好きだよ。 だって、日本人だからね。 相手も同じだよ。 当たり前じゃん。 それなら なぜお互いのその気持ちを認めるところから スタートできないのか。 過去に起きたことは変えられない。 曲げることも消すことも出来ない。 認めるべきところはみとめなくてはいけないし 知らないなら知る努力をするべきだ。 都合の悪いことや耳の痛いこともたくさんあるが それも、お互い様だったりするものだ。 見ないふりとか知らないふりとか、なかったことにするとか、 いい加減もうやめよう。 嫌韓？嫌中？ 外に出たらね、日本人も韓国人も中国人も、ぜんぶ一緒だったりするから。 その中でまたいがみあうとか どんだけ、ちっさいんだよ。 |
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こんにちは
まったく同感です。国を愛するとは他国を認めることです。そうでなければ成立しません。戦争だけが成立します。
転載お願いします。
2019/8/14(水) 午前 7:13 [ a87427 ] 返信する
娘がドイツに留学後、帰国しての第一声は「日本の空気は息が詰まる。」でした。
今の日本の現状では「返す言葉なし」の私でした。
転載いたします。
2019/8/14(水) 午後 1:14 [ kakaa ] 返信する
相変わらずおじさんとこは出典がわからない。
おじさんが書いたの？
2019/8/14(水) 午後 2:14 [ MM21s ] 返信する