コロンビアとマダガスカルの7人制女子ラグビー代表チームが26日までの10日間、郡上市で合同合宿し、国際大会への出場や地元の子どもらとの交流を通し、友好を深めた。両国は郡上市の2020年東京五輪・パラリンピックのホストタウン相手国。
代表チームは市内の小中学校を訪問。明宝小では、児童とのタグラグビー対決を楽しんだ。給食の時間を一緒に過ごしたり、児童が披露する踊りを見たりして日本の学校文化にも触れた。マダガスカルのタンテリ・ラザフィマヘファ・ファラスア主将は「子どもたちとの交流は貴重な機会になった。必ず東京五輪に出て、また郡上に来たい」と振り返った。
郡上グローバルラグビー女子セブンズ大会にも出場し、コロンビアが優勝、マダガスカルは3位と奮闘した。開会式では八幡中生徒が浴衣姿で郡上おどりを披露し、選手らも輪に加わった。コロンビアのニコル・アセベド主将は「優勝という目標が達成できた。郡上おどりは楽しかったし、友達もできた」と話すなど、それぞれが日本での滞在を満喫した。