昨夜の激しい雨の音で
何度も目が覚めたけれど、
今日はうって変わって
久しぶりの青空でしたね!
夏空のような
様子に、ウキウキしました。
沈丁花の香りが愛しい、愛しい。♫
もう春分が近づいている〜。
一年はあっという間。
***
3.11大震災から、
今日で8年。
尊敬する先輩が、
『風の電話』の話を取り上げて下さり、
その存在を知りました。
心を癒し育む場所として提供されている
プライベートガーデンとのこと。
とても興味深いので、
帰省した時に訪れてみたいと思っていますが、
そんな、素敵な場所を広めたく思い、
今日の記事にさせて頂きます。
〝森や様々な草花に囲まれた自然豊かなベルガーディア鯨山。
ヨーロッパのカントリーサイドをイメージしながら、
三陸海岸の海を望む丘で「地図にない田舎づくり」をテーマに、
森の図書館、風の電話、木ッ木の森など、
訪れた人が四季を感じながら心を開放し、
癒しや感性を育む時間を過ごせる場所を手作りしています。
コンサートやイベントも開催し、
人が集い共に過ごす交流の場ともなっています。〟
「風の電話」とグリーフケア こころに寄り添うケアについて [ 矢永由里子 ] 1,944円 楽天 |
風の電話 大震災から6年、風の電話を通して見えること [ 佐々木格 ] 1,944円 楽天 |
〝当初はガーデンのオブジェとしてベルガーディアにやってきた電話ボックス。
ベルガーディアを訪れる人が他界した家族や友人など大切な人と
「想いをつなぐ」ということが喪失感(グリーフ)から
立ち直るきっかけになると立ち上げました。
「風の電話」はどこにも電話線はつながっていません、
つながっていないからこそ想いはつながるのかも知れない。
これが心の想像力であり、人の持つ力なのかも知れません。
これが希望となり、生きる力になる。
それを支えているのが心で話す「風の電話」なのです。
突然訪れた別れには「最後に一言伝えたかった」という思いが逝かれた方、
残された方にも残ります。また遠くに離れてしまった友人、
何か大切なものを失った方々もグリーフを感じます。
そんなグリーフを抱えた方々が心で話します。
見えない相手と対話し、心の内を吐露することで心の負担を軽くします。
そうすることにより、鳥の声を聞き、風を感じたり、
周りの風景が見えるようになり「感動・感激」する心が蘇ります。
やがて、自分の意識の向け換えが出来るようになります。
「風の電話」には他の五感(見る、聞く、味わう、触れる,嗅ぐ)の他に
“感じる”という表に現わすことのできない感覚で、癒されることを実感できます。
この表に現すことができないところは「祈り」と同じものを感じます…。
そうです、「風の電話」は宗教と関係ない「祈り」の場なのです。〟
出典:ベルガーディア鯨山HP
http://bell-gardia.jp/guide/kaze-no-denwa/
こちらはwithnewsさんの紹介記事
https://withnews.jp/article/f0180825007qq000000000000000W09f10401qq000017904A
いもとようこさんが絵本としても
描かれていらっしゃるのですね。
かぜのでんわ [ いもとようこ ] 1,512円 楽天 |
自分の気持ちと向き合うための
〝装置〟。
なんて愛のあるアイディアなのだろう。
その場所で、これまでにどれだけの人が
救われたのだろう。
愛しい人に
もう会うことができないと
喪失感を抱えて生きるのは、
ひどく、辛いこと。
霊界は
確かに存在するという
確信を得るのが難しくても、
言えなかった思いを、
語りかけようとする
前向きな行動を生み出せる
この装置は、
未来への希望に思えました。
気持ちを
感じて、受け入れ、
言葉にすること、
表現すること、が
癒しに繋がる。
先立ったスピリットたちも、
その場を、愛と祝福の気持ちで
見守って下さっていることでしょう。
『風の電話は心で話します
静かに目を閉じ
耳を澄ましてください
風の音が又は浪の音が
或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら
あなたの想いを伝えてください』
風の 電話ボックスは、
瞑想するためのボックス。
素直な気持ちを確認するためのボックス。